
こんにちは。グリーゼえじまです。
先月、AIO(AI Overview)について書いたところ、さっそくご質問をいただきましたので紹介します。
(先月のメールマガジンはこちら!)
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Q:じゃあもう、SEO(検索エンジン上位表示対策)はやらなくていいですか?
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AIO(AI Overview)とは、Googleで検索をしたときに、一番上に表示される「AI による概要」のことでしたね。
たしかに、ほとんどの検索者が、「AI による概要」だけを読んで気が済んでしまうのであれば、検索結果の上位に表示されてもされなくても、あんまり関係ないのでは?・・・という気もしますよね。
みなさまなら、なんと答えますか?
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A:AI時代にも、検索エンジンの上位に表示されることを目指しましょう
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AI時代であっても、検索エンジンの上位に表示されることは重要です。
その理由は、2つあります。
①AIが、検索者の質問に回答する際には、複数のWebサイトから情報を引っ張ってきますが(※)、そのとき、検索エンジンの上位に表示されているWebサイトを手掛かりに、情報を探すからです。
つまり、検索エンジンの上位に表示されることで、AIに見つけてもらいやすくなるのです。
※厳密には、AIの種類によって、多少振る舞いは異なります。
②GoogleがWebサイトの評価基準として定めているE-E-A-T(Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trust(信頼))は、AIが参照Webページを探す際の基準と重なるからです。
つまり、E-E-A-Tを高めることは、SEO(検索エンジン上位表示対策)にもつながるし、「AI による概要」に原典として表示されやすくもなるということです。
ただし、いままでのSEOとは少しやり方を変えるべきポイントもあります。詳しくは、また別の機会にご説明しますね。「いやいや、今すぐ知りたいんだよ!」という方は、お気軽にお問合せください。
contact@gliese.co.jp
▽▽▽ えじまのイチオシ ▽▽▽
みなさまは、AIの台頭が業務にどんな影響を与えていると感じますか?
弊社調査によると、「記事制作の効率が向上した」というポジティブな回答が最多でした。しかし、その一方で・・・続きは、ぜひダウンロードしてご確認ください。(メールアドレス等の入力は、不要です)
◎【調査結果発表】AI時代におけるBtoB企業マーケティング担当者の課題と対策
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編集後記
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みなさまは、「生成AI」について、「既に市民権を得ている」と思いますか?
それとも、「まだまだ一部の人たちが騒いでいるだけ」だと感じていらっしゃいますか?
私は、後者だったのですが、ある出来事をきっかけに「生成AIは、私が思っていたよりずっと、市民権を得ているようだ」と思うようになりました。
それは、行きつけのダンスクラブのカウンターでお酒を飲んでいたときのことです。
隣に座っていた方が、店のオーナーのスマートフォンの待ち受け画面を見て、
「あ、それ〇〇クン(オーナーの一人息子)だよね?似てるね~」
と感心しています。
それを聞いたオーナーが、
「でしょ?これ、ChatGPTで、ジブリ風に作ったイラストなんです」
と、得意げに鼻の穴をふくらませています(笑)
彼はあまりITに詳しそうなタイプではないのですが、そういえば、あるときから、お店のInstagramの投稿画像も、全部ChatGPTで作ったイラストになっていました。
もしかしたら、私が「なんとか生成AIを使いこなして、業務効率化ができないか」と眉間に皺を寄せて考えている間に、「全然ITに縁がなさそうな、普通の人」が、スマートフォンアプリを使うのと同じような感覚で生成AIを使いこなし、生活や仕事の中に軽々と取り入れてしまっているのかもしれないなぁと感じた出来事でした。
みなさまの「生成AI」にまつわるエピソードも、ぜひお聞かせくださいね。
次回は、8月にお届けいたします。
お楽しみに♪
執筆者:株式会社グリーゼ 代表取締役 江島民子(えじまたみこ)
富士通系のシステムエンジニアを経て、2000年に会社設立。
日経MJ、ECzineなどに寄稿・連載多数。
宣伝会議主催「メールマーケティング実践講座」「
Salesforce 認定 Marketing Cloud Account Engagement コンサルタント(旧:Salesforce 認定 Pardot コンサルタント)
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*この記事は2025年7月17日現在の情報を元にしています
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