世界の企業がSDGsに積極的に取り組むようになった今、それを支えるESG投資も急速に拡大しています。米国証券取引委員会(SEC)による上場企業の人的資本開示義務化などの影響もあり、日本でも「人的資本の情報開示」は企業にとって喫緊の課題です。その背景を解説し、どのように情報開示を進めるべきかをご紹介していきます。
国内外の投資家は今、企業に対して人的資本の情報開示を求めており、これを行わない企業は投資の対象から外れたり、企業価値が下がったりすることが予想されます。
人的資本の情報開示が求められている背景について、国際標準ISO30414とコーポレートガバナンス・コードの2つの視点から解説します。