3R ＋Renewable

3R ＋Renewableとは、リデュース（Reduce）、リユース（Reuse）、リサイクル（Recycle）の通称「3R」に、再生可能な資源へ代替する「リニューアブル」を加えたもので、政府が令和元年から推進している「プラスチック資源循環戦略」の基本原則です。

3Rとは、具体的に以下の行動を指します。

①リデュース：無駄なごみを減らすこと。不要な物を買ったりもらったりしない、買い物にエコバッグを使う、壊れたものは修理して大切に使うなど。

②リユース：一度使ったものを繰り返し使うこと。詰め替え用製品を使用して当初購入したポンプをごみにしない、いらなくなった洋服や物をフリーマーケットやリサイクルショップなどで譲り合うなど。

③リサイクル：使い終わったものを資源として再利用すること。資源ごみを正しく分別する、資源ごみのリサイクルで作られた製品を購入するなど。

最後のリニューアブルの具体例としては、プラスチックで作られている製品の原料を、バイオマス（動物や植物など生物由来の資源で化石資源を除いたもの）を利用して作られた「バイオマスプラスチック」に替えるといったことがあります。

プラスチックごみは、海洋汚染や焼却時のCO2排出など、環境に深刻な影響を与えています。
3R ＋Renewableは、SDGsや循環型社会の実現、そして未来の地球を守るために欠かせない重要なキーワードです。

※2023年1月現在の情報に基づいて執筆されたものです。その後、変更されている可能性もあります。予めご了承ください。