GHGとは、地球温暖化の大きな要因である温室効果ガスのこと。「Green House Gas」の頭文字を取って「GHG」としています。GHGは、太陽からの熱を地球に封じ込め地表を温める働きを持ち、地球温暖化を促進するものとして知られています。

「地球温暖化対策の推進に関する法律」においては、二酸化炭素（CO2）、メタン（CH4）、一酸化二窒素（N2O）、ハイドロフルカーボンのうち政令で定めるもの、パーフルオロカーボンのうち政令で定めるもの、六ふっ化硫黄（SF6）、三ふっ化窒素（NF3）の7種類が温室効果ガス（GHG）として定義されています。

その中でも、特に地球温暖化に大きな影響を及ぼすのが二酸化炭素（CO2）です。石油や石炭などの化石燃料の燃焼時など大量に排出され、GHG総排出量の大半を占めます。

目標13「気候変動に具体的な対策を」をはじめ、SDGsゴールの多くは気候変動に関連しており、GHGの排出抑制はSDGs達成のための大きな鍵といえるでしょう。

日本は2020年、2050年までにGHG排出を全体としてゼロとする「2050年カーボンニュートラル宣言」をしたほか、世界各国でもGHG削減目標を掲げGHGの排出を抑える取り組みを進めています。

※2022年8月現在の情報に基づいて執筆されたものです。その後、変更されている可能性もあります。予めご了承ください 。