J-GBF ネイチャーポジティブ宣言

J-GBF ネイチャーポジティブ宣言とは、2022年12月に国際目標として採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」を実現するべく、「ネイチャーポジティブ（自然再興）」による社会経済活動の拡大を目指すため「2030生物多様性枠組実現日本会議（J-GBF）」が発表した宣言です。

ネイチャーポジティブとは「2030年までに生物多様性の損失を食い止め、反転させ、回復軌道に乗せる」こと。

ネイチャーポジティブ宣言は、企業や地方自治体、NGOなどが「J-GBFネイチャーポジティブ行動計画」に基づいた自身の活動を宣言するものです。内容は、以下の生物多様性国家戦略の5つの基本戦略のうち1つ以上に該当していることが目安となります。

基本戦略1：生態系の健全性の回復
基本戦略2：自然を活用した社会課題の解決
基本戦略3：ネイチャーポジティブ経済の実現
基本戦略4：生活・消費活動における生物多様性の価値の認識と行動
基本戦略5：生物多様性に係る取り組みを支える基盤整備と国際連携の推進

J-GBFは、産官学民からなる連携プラットフォームで、会長に日本経済団体連合会会長、事務局は環境省が担っています。経済団体、自治体ネットワーク、ＮＧＯ、関係省庁など、約40団体が加盟しています。

※2023年11月現在の情報に基づいて執筆されたものです。その後、変更されている可能性もあります。予めご了承ください。