環境価値とは、太陽光や風力、水力などから作り出される再生可能エネルギーの持つ、「CO2を排出しない」という付加価値を指す言葉です。

化石燃料や原子力などから作られる電力も、再生可能エネルギー由来の電力も「電気」としての価値は同じです。しかし、グリーン電力とも呼ばれる後者は「電気」という価値に加えて、さらに「大気中のCO2を増やさない」という「環境価値」を持っています。

この「環境価値」の部分は第三者機関の認証を受けることで、「グリーン電力証書」という証書の形にして売買が可能です。
例えば、企業は「グリーン電力証書」を購入することで、自社のCO2排出量を削減するカーボンオフセットにつなげることができます。

参考：環境省資料「はじめての再エネ活用ガイド（企業向け）」

※2023年9月現在の情報に基づいて執筆されたものです。その後、変更されている可能性もあります。予めご了承ください 。