SEOコンサルタントの長濱佳子です。
GoogleアラートはGoogleが提供している情報収集に役立つツールです。
商品や自分のサイト名など特定のトピックについて言及しているコンテンツの情報をメールで通知してくれます。
今回は、検索しなくても情報がメールで届くGoogleアラートの活用法をご紹介します。
■Googleアラートとは?
情報を集めるには検索エンジンで検索するのが一般的ですが、Googleアラートを使うと検索することなく情報を収集できます。
GoogleアラートとはGoogleが提供しているツールで、特定のキーワードを登録すると、キーワードが含まれる情報をメールで通知してくれます。
しかもGoogleアカウントを作成すれば、無料で利用可能。
一度登録すれば、検索しなくても、メールをチェックするだけ。そのため自社サイトに関連するニュースや最新情報などを知るのにとても便利です。
■Googleアラートの活用法
1.Googleアラートの専用ページにアクセス
Googleアラートの専用ページにアクセスし、右上のログイン画面からGoogleにログインします。
2.通知を受けたいキーワードを設定
通知を受けたいキーワードを「アラートを作成...」と書かれている検索窓に入力します。
キーワードを入力すると通知対象となるニュースが一覧で表示されるので、確認しましょう。もし、必要ないニュースがある場合は、キーワードを工夫し、検索条件を絞り込みます。
キーワード設定のコツについては、後ほど詳しく紹介します。
3.アラートを作成
キーワードの設定が終わったら、アラートの作成を行います。
ページ上部の「アラートを作成」をクリックすると、「マイアラート」の部分に、設定したキーワードが表示されます。
4.アラートの詳細設定を行う
マイアラートに表示されたキーワードの横にあるペンマークをクリックすると、アラートの詳細設定をすることができます。こちらも後ほど詳しく紹介します。
■キーワード設定のコツ
キーワードの設定方法を変えると、通知される情報が変わります。希望する情報が得られない場合は、設定方法を工夫するとよいでしょう。ここではキーワード設定のコツをご紹介します。
・and検索
and検索は、複数のキーワードが含まれているコンテンツの情報を受け取りたい場合に使います。
キーワードとキーワードを「and」でつなげて入力する方法です。
例えば、「GoogleのSEO」に関する情報を受け取りたい場合は「Google and SEO」と設定します。
・除外検索
除外検索は、除外したいキーワードがある場合に使います。
検索キーワードに続けて「(半角スペース)(半角マイナス)(除外したいキーワード)」と入力する方法です。
例えば、SEOのうちMEOの情報を除きたい場合、「SEO -MEO」と設定します。
・フレーズ検索
フレーズ検索は、2つの単語からなる言葉やフレーズ通りの情報を受け取りたい場合に使います。
指定したいフレーズを「""」で囲んで検索する方法です。
例えば、個人名を「""」で囲んだり、「"Googleアラートの活用法"」とフレーズを入れたりして、設定します。
■アラートの詳細設定のコツ
マイアラートに表示されたキーワードの横にあるペンマークをクリックすると、アラートの詳細設定が可能です。
詳細設定では「頻度」「ソース」「言語」「地域」「件数」「配信先」の設定ができます。
まずは下記のようにしてみるとよいでしょう。
・頻度:1日1回以下
・ソース:ブログ、ウェブ
ニュースは無関係な結果が表示されることが多いため。
・言語:日本語
日本国内での情報を集めるなら。
・地域:日本
日本国内での情報を集めるなら。
・件数:すべての結果
・配信先:ご自身のメールアドレス
設定したら「アラートを更新」ボタンをクリックしましょう。そうすれば1日に最大1回、キーワードについて言及したページのリストがメールで送られてきます。
■まとめ
ここまで、検索しなくても情報がメールで届くGoogleアラートの活用法をご紹介してきました。
Googleアラートは、キーワードの設定や詳細設定を工夫することで、より効率的に希望する情報を収集できます。設定を工夫して、効果的に情報を得ましょう
この記事は2020年9月16日現在の情報をもとにしています。
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