
SEOコンサルタントの長濱佳子です。
検索意図とは、ユーザーがなぜそのキーワードで検索したのかという理由を意味します。ユーザーの検索意図を考えて、それを満たすコンテンツを作れば、検索エンジン評価され、なおかつユーザーが満足するコンテンツになるのです。
ここでは、ユーザー思考を考え、検索意図を調べる方法とコンテンツに落とし込むポイントを紹介します。
■キーワードには「検索意図」が含まれる
SEOで成果を上げるためには、検索エンジンの先にいるユーザーの悩みを解決することが重要です。ユーザーが検索するときには、「何かを知りたい」」「何かを解決したい」「何かがほしい」という理由が存在します。つまり、検索キーワードには「検索した理由=検索意図」が含まれるというわけ。
そしてユーザーはたくさん並んでいる検索結果から、いち早く悩みや疑問を解決するための情報を選びたいと思っています。そのため検索意図を調査し、それを満たす情報をコンテンツ化することが大切です。
■検索意図を調べる方法
検索意図を調べるには、実際に検索エンジンで狙うキーワードを入力して、検索結果の上位に表示されているページに何が書かれているかを確認します。このときのポイントとしては、パーソナライズド検索をオフにして行うことが重要です。
ページ内容から、ユーザーが何を求めているのかを調査しましょう。このとき情報を集めるだけでなく、「ユーザーは何を知りたいのか?」という「問い」をまとめるのです。狙うキーワードで上位表示されているコンテンツと、自サイトの差はどこにあるか。上位表示しているコンテンツにはあって、自サイトにはない情報は何かを見つけていくことも大切です。
■コンテンツに落とし込む際は要点を冒頭に!
検索意図は狙ったキーワードに対して、上位表示させるための必須要素です。検索意図と自サイトに不足している情報を見つけたら、上位表示されているコンテンツの傾向を抑えつつ、さらに一歩進んだ、独自のコンテンツにしましょう。
コンテンツに落とし込む際にもポイントがあります。要点を冒頭にしっかりと記載することです。なぜなら、検索キーワードに対する答えがしっかり提示されていないと、検索結果画面に戻られてしまう可能性があるからです。
さらにコンテンツを作ったら、サーチコンソールを参考にし、流入キーワードを確認します。検索順位の推移とともに、検索意図が正しいかどうかチェックしながら上位表示を目指しましょう。
■まとめ
ユーザーは自分の悩みを解決したり、願望をかなえたりするために検索します。そのためどのような情報を求めているのか、どのようなコンテンツを見たいと思っているのかを調べることが大切です。
徹底的にユーザー思考を追求し、ユーザーを想定しながらコンテンツを作るように心がければ、検索エンジン評価され、なおかつユーザーが満足するコンテンツになります。
そうすることで、ユーザーに役立つだけでなく、キーワードで上位表示させることも可能になるのです。
この記事は2019年5月21日現在の情報を元にしています。
外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください。