
SEOコンサルタントの長濱佳子です。
品質が低いページとはユーザーにとって有益ではないコンテンツです。
低品質のページがあるとサイトにとってマイナスに働くことがありますので、ほっておいてはいけません。
今回は「品質が低いページはどうしたらいいのか?」について紹介します。
■品質が低いページとは?
Googleはユーザーにとって有益ではないコンテンツを品質が低いページとみなします。
それは、求めている情報が載っていない、情報が信頼できないページです。
コンテンツの量が少ないことは必ずしも品質が低いことにはなりませんが、それでも数行しかないページが大量にあるといった場合は、低品質とみなされます。
例えば、UGCサイトのようにユーザーが投稿した質問に別の人が回答し、2、3行で終わるような質問と回答が大量にできあがるといったものです。
Googleの検索品質評価ガイドラインでは、次のようなページを低品質と定義しています。
・E-A-T(専門知識、権威性、信頼性)のレベルが低いページ
・メインコンテンツの品質(内容)が薄いページ
・実際のページ内容とタイトルが合っていない
・広告などメインコンテンツ以外の情報が中心になっている
もしも当てはまる点があったら、見直しを検討してください。
■品質が低いページがあるとどうなるのか?
品質が低いページがあると、サイト全体の順位を下げる可能性があります。つまり、検索結果の順位が下げられたり、インデックスから削除されたりすることがあるということです。
それまでインデックスされていたページがインデックスから消えてしまった場合、コンテンツの品質に理由があるかもしれません。
サイトにとってマイナスに働かないように手直しをしましょう。
■コンテンツを見直す方法
コンテンツを見直す方法として、一からリライトするという方法もありますが、これは大変時間がかかります。
そこでおすすめの方法を1つご紹介しましょう。「内容が薄いページがたくさんあるなら 少数のページにまとめて1ページのコンテンツ量を増やすように作り変える」です。これは、Googleのジョン・ミューラー氏がアドバイスしてくれた方法です。
似たような内容のページや中身の乏しいページが大量にあるなら分散させず、ぜひ1つにまとめましょう。
その際、
・ユーザーにとって役に立つ情報、求めている情報を提供すること
・他のサイトにはないオリジナルなものを用意すること
も忘れないでください。
■まとめ
品質が低いページは、ユーザーにとって有益ではないコンテンツです。順位が下げられるなどマイナスに働く場合がありますので、ぜひ見直しましょう。
特に低品質のページがたくさんあるなら、まとめることをおすすめします。
Googleは情報が豊富で便利なサイトを評価しますので、ユーザーに本当に喜ばれるページをていねいに作っていくことがたいせつです。
この記事は2020年5月21日現在の情報をもとにしています。
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