
SEOコンサルタントの長濱佳子です。
今回は、SEO対策に効果があるといわれるサイテーションについて紹介します。
SEOでサイテーションとは「リンク形式ではない、他ページの参照」を意味し、被リンクに近い効果があるといるといわれています。
■サイテーションとは?
サイテーション(Citation)は、「言及」「引用」という意味の言葉。SEOでは「リンク形式ではない、他ページの参照」を意味します。つまり、リンクを貼らずにお店の名前やブログなどを紹介される(言及される)ということ。
SEO対策にとって重要な被リンクは年々獲得しにくくなってきています。それはリンクを貼るというハードルが高いからです。しかし、サイテーションは「言及されるだけ」でよいので被リンクに対しては容易。そのため、サイテーションの重要性が上がってきています。
サイテーションの具体例
【リンク】
コンテンツマーケティングの成功法則!
【サイテーション】
コンテンツマーケティングの成功法則!
https://gliese.co.jp/success/
■被リンクとサイテーションの類似点・相違点
ここまで、サイテーションについて説明してきましたが、類似点と相違点についても紹介しましょう。
【類似点】
・他社のページから自分のページにリンクまたは言及される必要がある
・自分で操作できない
【相違点】
・サイテーションには被リンクは不要で、言及されるだけでいい
・サイテーションはNAPの一致が必要である
※NAPとは、名前(Name)、住所(Address)、電話番号(Phone number)のことです。
例えば「マクドナルド」と「マック」では違うということです。マクドナルドのような有名なお店であれば問題ないですが、知名度の低いサイトでは名前が分散することで、SEO効果が低くなります。
■サイテーションの構築方法
サイテーションも被リンク同様に自分では操作ができませんが、サイテーションを獲得すること(構築)は可能です。
ここではサイテーションの獲得につながる方法をいくつかご紹介します。
1.SNSで拡散する
サイテーションの獲得には「サイト名や店名が人目に触れること」が重要です。
人目に触れるためにSNSで拡散するとよいでしょう。まず使いたいのがTwitter。Twitterは、言葉がメインのコンテンツなのがおすすめ。
あとは、サイトのターゲットがよく利用しそうなSNSをいろいろ使うとよいでしょう。別に1つに絞る必要はありません。
2.サイト名に絞る
サイト名でも、店名でも、個人名でもとサイテーションを集めるものが分散すると、SEO効果が下がります。そのため、おすすめはサイト名のみに絞ることです。
以下のような方法で、サイト名が人目に触れるようにするとよいでしょう。
Googleマップの検索やローカルSEOで用いられ、上位表示に関連があるといわれているサイテーション。ぜひ、被リンクとともに獲得するようにしてみてください。
あちこちのブログやサイト、SNSで名前が挙がれば評価がかわってくることでしょう。
この記事は2019年1月22日現在の情報を元にしています。
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