新しい働き方を模索中の方々の間で注目を集めている「WEBライター検定」。
合格しても何のアピールにもならないような「ナンチャッテ検定」とは異なり、「非常に難しいが、チャレンジのし甲斐がある」と話題です。
それもそのはず。この検定は、「WEBライターの制作品質を底上げし、ひいてはWEBライターの社会的な地位を向上させる」ことを目的に、グリーゼが本気で事前学習講座の設計、検定問題の設計、採点まで関わっているのです。
クラウドワークス公式ということで、「クラウドソーサー(※)」向けだと思われがちですが、実は企業の社員研修にもオススメです。
※クラウドソーサーとは:クラウドソーシングの仕組みを使って仕事を受注しているフリーランスの方や、副業をしている会社員などを指します。
以下に、グリーゼ監修「WEBライター検定」を詳しくご紹介します。
日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」を運営している「株式会社クラウドワークス」です。
コンテンツマーケティングの専門会社「株式会社グリーゼ」です。
2021年3月現在 3級・2級・1級の3種類です。
2021年3月現在
3級:無料
2級:10,000円(税込み)
1級:25,000円(税込み)
となっています。
ログイン(クラウドワークスの会員IDが必要)後、クラウドワークス公式スキル検定のページから申し込み
↓
事前に講義動画を視聴
↓
WEB上の試験管理システムを使用して受検
という流れになります。
企業の社員研修・自治体が提供する研修として活用している例もあります。
詳しくは、「株式会社クラウドワークス」に問い合わせてみてください。
3級でも、合格率5%以下と言われているため、事前学習が必須です。
クラウドソーサーとして仕事を始めたばかりの頃や、未経験からWEBライターとしての仕事を探すときは、いくら自分で「書けます」「できます」と言ったところで、「実績」や「評価」がないので、仕事につながりにくいものです。
そんなとき、「WEBライター検定」の合格証を持っているということは、第三者が「たしかに、ライティングスキルを持っている」という評価をしたという裏付けになります。
クラウドワークス登録者の場合は、検定に合格するとプロフィールに合格証が表示されるようになりますので、他のWEBライターとの差別化を図ることができます。
また「検定にチャレンジして合格するような、真面目でやる気のある人物だ」というアピールにもなります。
クラウドワークスの「クラウドワーカーを探す」機能の中に、「検定合格者を探す」という機能があります。
「スキルの高いWEBライターに仕事を発注したい」と考えているクライアントに出会いやすくなります。
クラウドワークスの「Webライターの相場は?種類別の記事単価の決め方を解説」には、以下のような記述があります。
専門知識が不要な記事の作成は1文字1円前後から、専門的な知識が必要な記事は難易度に応じて1文字2~5円程度が平均的な発注金額です。初心者のライターであれば1文字0.5円程度、ベテランライターであれば実績によって3円以上の高単価が設定されるケースもあります。
例えば、2,000文字の原稿を書いた場合、初心者ならわずか1,000円。
これが、「ベテラン」と評価されれば、6,000円になるということです。
「WEBライター検定」でスキルを上げることが、単価アップへの近道になります。
WEBライターを目指す方には、「こどもの頃から書くことが好きだった」という方が、多いようです。
「個人ブログを書いている」という方も多いので、なんとなく「WEBライターなら、すぐにできそう」というイメージがあるのでしょう。
しかし、プロのWEBライターが書いた記事と、「書くのが好きな素人」が書いた記事は、全く異なります。
そして、「WEBライティングのプロとしての専門知識」は、学校では教えてくれません。
「書くのが好き」というだけでなんとなくやっているだけでは、いつまで経っても「片手間仕事」だと評価されてしまい、単価も上がらないし、やりがいのある仕事に出会うことも難しいでしょう。
「専門知識を持ち、専門スキルを身につける」ことで初めて、クライアントから「プロ」として評価していただくことができるのです。
受検方法:WEB受検/マークシート方式
出題範囲:3級用 事前学習動画(30本弱 1本あたり2分~10分程度)の範囲
概要:
・紙のライティングとWEBライティングの違い
・正しい文を書く
・読みやすい文を書く
・分かりやすい文を書く
など、WEBライティングに関する基礎的な知識を習得する
受検方法:WEB受検/筆記方式
出題範囲:2級用 事前学習動画(30本弱 1本あたり2分~20分程度)の範囲
概要:
・伝わりやすい文を書く
・心を動かす文を書く
・論文構成を習得する
・キャッチコピーの作り方など、
WEBライティングに関する中級レベルの知識を習得するとともに、学んだことが「わかる」だけではなく「できる」ようになる
受検方法:WEB受検/筆記方式
出題範囲:1級用 事前学習動画(30本弱 1本あたり2分~30分程度)の範囲
概要:
・WEBコンテンツの4つの役割
・コンテンツ制作の前に準備すべきこと
・論文構成の演習
・原稿校正のポイントなど
WEBライティングに関する上級レベルの知識を習得するとともに、学んだことが「わかる」だけではなく「できる」ようになる
本検定の3級は無料かつマークシート方式ということで、「簡単だろう」と考えて、事前学習動画を観ずに受検する方が多いようです。
しかし、この3級、本記事の前半の方でも書いたとおり、合格率5%以下と言われている狭き門です。
「事前動画をしっかり観ないと合格できない」という設計になっていますので、いきなり受検するのではなく、ぜひ事前学習から始めてください。
2級・1級についても、同様です。
2級・1級については、「わかる」だけではなく、「できる」ことを合格条件にしていますので、筆記問題になっています。
事前学習動画で学んだことが、実践としてできるようになるまで、自分のブログやnoteで練習してから臨みましょう。
良質な記事をたくさん模写するのも、勉強になりますよ。
2級・1級問題で取り組む「構成」を理解するためには、ロジカルシンキングのロジックツリーについて学習することが有効です。
ロジカルシンキングの講座ではないので、事前学習動画ではロジックツリーについてはほぼ触れていませんが、「ロジカルシンキングの基礎スキルがある」ことが前提になっていますので、書籍などで学習しておくことをお勧めします。
「独学で勉強しているが、なかなか2級に合格できない」
「一人で学習していると、途中で質問ができないので挫折してしまう」
という方には、2級検定合格を目指す4週間のスキルアッププログラムがオススメです。
クラウドワークスで活躍中の現役ライターによる課題添削とフィードバックを受けながら、仲間と一緒に学ぶことができます。
今後、1級検定合格を目指す方向けのプログラムも、リリースされる予定です。
ここまで、主に「クラウドソーサー」向けの説明をしてきましたが、冒頭でもお話ししたとおり、この「WEBライター検定」、実は企業の社員研修にも非常にオススメです。
その理由は、以下の3つです。
文章を書く能力については、いままで、
・評価対象とされていなかった
または、
・明確な評価基準がなく、主観的に評価されていた
のどちらかではないでしょうか?
しかし、それでは、社員が「ライティングスキルを高めよう」という気持ちにならなくても、仕方がありませんよね。
いまや「情報発信力」や「文章を使ったコミュニケーション能力」は、企業における重要な資産になっています。
「WEBライター検定」の受検結果を元に、「社員のライティングスキルを客観的に評価する」ことによって、「ライティングスキルを高める」ことに対する社員のモチベーションを上げることができます。
いままで、文章の良し悪しに関しては、
「大体いいと思うから、これでいこう」
とか
「なんとなくわかりにくいから、書き直して」
とか
「いまひとつピンとこないから、もう少し考えてみて」
など、非常に曖昧な言葉でやりとりしていたのではないでしょうか?
そのため、
・良いと言われた人も、どこが良いのかが明確にわからないので再現ができないし、人にも教えられない
・悪いと言われた人も、どこが悪いのか明確にわからないので、悪いと言った人の好みに合わせて何となく書き替えてみるだけで、いつまで経っても根本的な改善ができない
という状況が続いていたのではないかと思われます。
しかし、「WEBライター検定」の講座を受講していただくことにより、
「この文章は、構成がしっかり設計できているから、理解しやすいね」
とか
「一文一義になっていないところがわかりにくいから、書き直して」
とか
「結論が、見出しの問いに対する答えになっていないから、見直してみて」
のように、客観的 かつ 具体的な共通の言葉で会話ができるようになります。
(赤字は、「WEBライター検定」の事前講座に登場するキーワードの一例です。)
それにより、
・良い文章は、どこが良いかが具体的・客観的にわかるので再現性が高くなり、人に教えることができるようになります
・悪い文章は、どこが悪いかが具体的・客観的にわかるので、確実に改善ができるようになります
つまり、「WEBライター検定」を受検することによって、会社全体としての「ライティングスキル」を引き上げていくことができるようになるのです。
いままでは、例えば「わかりやすく書きなさい」という指導はしても、
・なぜ、わかりやすくなければならないのか?
・わかりやすく書くとは、具体的にはどういうことなのか?
などの原理原則は、指導していなかったのではないでしょうか?
原理原則を理解していないと、一つの文章は「わかりやすく」書けるようになったとしても、別の文章を書くときには、また一から悩むことになってしまいます。
そうすると、文章を書くたびに時間がかかるし、いつになってもいい文章が書けるようにはなりません。
ある企業様では、上記のような問題を解決しようとして、「社員が書く可能性のある文章を片っぱしからテンプレート化する」ということを試みておられました。
しかし、すべての文章パターンをテンプレート化することは不可能ですし、そのようなやり方を続けていると、いつまで経ってもテンプレートなしでは何も書けない社員ばかりになってしまいます。
「こうするべきである。なぜならば」
という原理原則がわかっていれば、いままでに書いたことがないパターンであっても、自分の頭で考えて書くことができるようになります。
文章を書く仕事は、メールも含めると、業務時間の中の多くの割合を占めています。
「WEBライター検定」を受検することは、社員のライティングに関する能力を引き上げるだけではなく、業務効率を改善することにもつながるのです。
BtoC市場においても、BtoB市場においても、Webコンテンツやメールでの対応によって、お客様がどの企業と付き合うのかを決める時代になりました。
そして、コロナ禍でテレワークの浸透が加速したことによって、企業の「情報発信力」や「文章によるコミュニケーション能力」が業績を分けるほど、大きな影響力を持つものになってきています。
ぜひ、貴社でも「WEBライター検定」の受検を検討されてはいかがでしょうか。
▼集合形式の研修や、貴社向けカスタマイズをご希望の場合は、こちらがオススメ!
練習問題を貴社商材に差し替えるなどのカスタマイズが可能な上、何名受講していただいても、受講費は一律です!
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