~ 株式会社アイランド様 ~
「メディア企業として読者へのSDGs啓蒙と、社内メンバーの知見向上を行いたい」
複数のライフスタイルメディアを企画・運営しているアイランド株式会社様。
グリーゼの「SDGs/サステナビリティ支援サービス」をお知りになり、代表取締役社長の粟飯原様からお問い合わせをいただきました。
粟飯原様からは、「メディア企業として、読者の方々へのSDGs啓蒙、クライアント様へのSDGs提案のため、社内メンバーの知見をまずしっかり高めていきたいと思っております」とご連絡をいただき、弊社でご支援させていただくことになりました。
粟飯原様が、弊社のメールマガジンを読んでくださっていて、2021年に「SDGsご支援のモニター募集」を行った際に、応募してくださいました。
今回のモニターでは、「自社で取り組んでいることを洗い出し、SDGs視点で整理したい企業様を募集します」という内容でした。
代表取締役者社長の粟飯原様、広報担当の伊藤様およびグリーゼ福田の3人で、事前にオンラインでの打合せを重ね、進め方、スケジュール、ゴールなどを決めました。
また、テレワークの社員の方に、できるだけ多く参加してもらうために、今回はSDGs基礎講座、ワークショップ、コンテンツ制作まで、すべてオンラインで行うことにしました。
グリーゼでは、お客様のご要望に応じて、研修の内容を決めていきます。
今回は、「SDGsについての基本から学べる内容にしてほしい」というご要望をいただき、以下のようなカリキュラムをご提案しました。
「4.SDGsの取り組み事例」では、アイランド株式会社様の競合や関連企業などをあらかじめ教えていただき、弊社で調査して事例紹介を行いました。
「自社と近いビジネスをしている企業が、どのようにSDGsに取り組んでいるのか」を知ることによって、自社のSDGsへの取り組みを考える際のヒントになったのではないかと思います。
「SDGs基礎講座」の1か月後には、「SDGsワークショップ」が予定されていました。ワークショップに向けて、アイランド株式会社として「各サービスが、ユーザーの方のどんな課題を解決しているか?」「どんな価値を提供しているか?」などを考えてきてもらえるように、宿題を出しました。
アイランド株式会社様では、テレワークを実施していて、「SDGs基礎講座」に続き、「SDGsワークショップ」も全員オンラインでできないかとご相談がありました。
今回は、シンプルなオンラインホワイトボード「Google Jam board」を使って、完全オンライン型のワークショップを実施しました。
参加者の方はそれぞれのパソコンから、Jam boardにアクセスして、付箋にコメントを書くような感覚で、オンラインでのグループワークに参加できます。
アイランド株式会社様では、複数の事業部があり、たくさんのサービスを提供しています。今回は、7つのグループを作って、グループワークを行いました。
各サービスが、どのようなことを行っていて、SDGsの17ゴールとどのように関連しているのかをマッピングしながら、サービスごとのSDGsへの取り組みを見える化し、言語化するまでを、約2時間で実施しました。
ワークショップでどれだけ自社のビジネスについて、数多くの意見、アイデアが出るかがポイントです。グループディスカッションでは、サービスごとにディスカッションを行ったのですが、その際、サービス担当者以外のメンバーが複数名、加わるようなグループ編成を取りました。これによって、第三者目線、またはお客様目線での意見をたくさん集めることができました。
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「SDGsワークショップ」で7つのグループが言語化した「各サービスでのSDGsへの取り組み」をとりまとめ、「アイランド株式会社としての、SDGsへの取り組み」(SDGs宣言)を作成します。
アイランド株式会社の広報の伊藤様が中心となって、全体設計、ページ構成、ライティングを行いました。
代表メッセージを加え、各サービスの概要、社会の課題、アイランドの考え方、SDGs活動内容という項目で整理し、「SDGsの取り組み」ページの公開となりました。
グリーゼでは、構成や原稿の添削、アドバイスを行い、正式公開までのご支援を行いました。
▼アイランド株式会社「SDGsの取り組み」
https://www.ai-land.co.jp/sustainability/
今回のご支援では、既存のサービスをSDGs視点で見直したことによって、既にたくさんのSDGsへの実践を行っていることが確認できました。
今後は、継続的にSDGsに取り組んでいくためのサポートなど、改めてご提案を行う予定です。