ローカルSEOは「地名+キーワード」の組み合わせで検索する、またはローカル検索で検索したときに、上位表示を目指すための対策。
一方、スマートフォンなどのモバイル端末を使って行われるのが音声検索です。
今回はデータを紹介しつつ、ローカルSEOと音声検索について、今後どう変わっていくか紹介しましょう。
■音声検索の現状
ローカルSEOは、地名と結びつきが強いため、実店舗を構えているビジネスでは重要です。
モバイル端末での音声検索では、一般的な検索よりもローカル検索の伸びが大きくなっています。
ある調査結果によると、
58%の消費者は、ローカルビジネスの情報を探すのに音声検索を使ったことがあると回答
46%の消費者は、ローカルビジネスの情報を探すのに日常的に音声検索を使うと回答
28%の消費者は、音声検索したあとにそのローカルビジネスに電話したと回答
違う調査結果では、
40%が、近くにある店舗や会社などの経路・住所・営業時間を調べるために音声検索を使っていると回答
27%が、音声検索を最もよく利用するのは近辺のレストラン・店舗・会社を探すときだと回答
数字の違いはあるものの音声検索は、近くの店舗やレストランなどの情報を調べるためによく使われていることがわかります。
■ローカルSEOでの重要点
まず、コンテンツを作成するときに抑えておきたい点としては、以下のようなものがあります。
・競合サイトよりもすぐれていること
・会話調のコンテンツを作ること
・title タグやH1タグ、コンテンツ内に地名(都市名)を入れること
Googleマイビジネスも、ローカルSEOには重要です。特に以下の点に注意してください。
・Google マイビジネスのすべての情報を登録すること
・ユーザーに印象づける写真をアップすること
・Q&Aは気をはらいましょう。
また、ユーザーはレビューを気にしますので、競合よりも多く、しかもよいレビューを獲得していくことは大切です。
■ローカルSEOは今後どう変わるか?
基本的にニッチなローカルSEOは、音声検索が増えたことで重要度が増しています。特にGoogleアシスタントやAmazonアレクサなどの登場で、話し言葉での検索は増加しています。
デジタルアシスタントと音声検索のクエリは違いますが、デジタルアシスタントの利用が増えたことで、検索は会話型のクエリが一般的になりつつあります。
そのため今後、会話調のコンテンツ作成にも意識を向けていくとよいでしょう。
この記事は2018年11月20日現在の情報を元にしています。
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