SEOコンサルタントの長濱佳子です。
検索し、たどり着いたページで、なかなか探している情報が見つからないということがあるでしょう。そんなときに、役立つのが「目次」です。設置した「目次」がユーザーのためだけでなく、SEO効果もあったらうれしいですよね。この記事では、ユーザーとSEO対策のためになる「目次」について紹介します。
■記事に「目次」を設置するとSEO効果はあるのか?
結論から言うと、効果があります。
検索してページにたどり着いたユーザーにとって重要なことは「探している情報があるのか」がすぐにわかることです。探している情報がないとわかれば、ユーザーは検索結果画面に戻ってしまいます。つまり離脱するのです。これを解決するために役立つのが目次です。
■「目次」がSEO的に効果があるという理由とは?
目次を設置することでSEO的に効果があるという理由は、可読性が上がり、読者にやさしいということです。
例えば、最後まで記事を読んだのに、ほしい情報がなく期待はずれだったというのは、読者にとっては大きなストレスになります。そのストレスを軽減させるのに役立つのが目次です。目次があることで、読者はこの記事に何が書かれているのかを把握することができます。いいいかえれば「ユーザー体験を高める」ことができるのが目次というわけ。
■「目次」があるといいページとは?
目次が大切というと、なんでもいいから目次を付けようとする方がいますが、やみくもに付けるのはよくありません。記事によっては目次があることが逆効果になるからです。逆効果になる例としては、読み物ページがあります。極端な例ですが推理小説で「目次に、犯人は○○だ」とあったら、読む気がうせますよね。
目次があるといいいのは、商品ページや売るためのページ、ユーザーが検索から来たページです。特に情報量が多いページでは、求めている情報にたどり着くのが大変なので、目次は非常に効果的といえるでしょう。
■目次を作るポイント
目次を作るときに、いくつかポイントがあります。ここでは5つご紹介します。
・表示する見出しタグは少なめにする(H3くらいまで)
・探している内容が見つかるようにする
・記事の概要がわかるようにする
・結論を書いてもよい
・長くなりすぎない
■まとめ
記事のアクセスを増やすために「目次」を設置することは効果的です。目次設置の一番の効果は、可読性を上げユーザー体験を高めることです。見やすく効果的な目次を設置すれば、SEO効果も高まるでしょう。
この記事は2019年4月26日現在の情報を元にしています。
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