6月1日から「医療広告ガイドライン」が施行されました。
施行されたことで、医療機関のサイト等で患者さんの声やビフォーアフター写真が禁止になりました。
これまで、治療の効果を患者さんの声等で紹介していた医療機関は対策が迫られます。この記事は、コンテンツSEO関連で紹介!
それでは、SEOニューススタートです。
Google関連
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●Googleが2017年に手動で対策したウェブスパムは600万件
Googleは2017年、SearchConsole経由で警告を4,500万件の通知を送信し、手動で対策したウェブスパムは600件だったそうです。
また、ユーザーから報告された90,000件ほどのスパムレポートに対処。
毎年数字が発表されているわけではないので単純に比較できないのですが、スパムは数も種類も増えているようです。
●ウェブマスター オフィスアワー
音声が流れます。2018年5月に開催された「ウェブマスター オフィスアワー」です。
約1時間でGoogleの最新情報がわかりますので、ぜひ視聴してみてください。
●「meta descriptionの改善」レポートは新しいSearch Consoleから削除されそう
Search Consoleにある「HTMLの改善」レポートは、meta descriptionの問題を指摘しますが、今後は削除されそうということです。
最近、検索結果に表示されるスニペットの文字数を増やしたり減らしたりといったことを行ったため、meta descriptionタグは何文字にするかといった問い合わせが多いよう。
スニペットは必ずしもmeta descriptionから抽出されるわけではありませんが、文字数を知りたいという声は根強いものがあります。
●GoogleI/O 2018におけるGoogle検索の発表内容をご紹介します
今年で10回目となるGoogleI/O(英語)が開催されました。そのハイライト記事です。
記事の中の「ハイライトと主なポイント」だけでも読んでいただくことをおすすめします。
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Yahoo!関連
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●Yahoo!検索、検索結果で正しい医療情報提供へ メディカルノートと連携
2018年6月5日、Yahoo!検索はヘルスケアプラットフォーム「メディカルノート」と連携したと発表しました。
提携により、さまざまな疾病名等の検索結果画面で、「メディカルノート」が提供する疾病の概要や症状、原因等の情報を掲載。信頼がおける医療情報の提供を目指すそうです。
これも、6月1日から施行された「医療広告ガイドライン」への対処のひとつかもしれません。
●Yahoo!JAPAN媒体資料(2018年5月版)
2018年5月版、Yahoo!JAPANの「ユーザーデータ」と「利用状況」をデバイスごとにまとめた資料です。
媒体別のリーチ率なども発表されていますので、ぜひダウンロードしてご覧ください。
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コンテンツSEO関連
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●医療広告ガイドラインが6月1日から施行されサイト上の表現が大幅に規制される!その対策は?
2018年6月1日に、「医療広告ガイドライン」が施行されました。
これまで許されてきた医療機関サイトでの患者さんの声、ビフォーアフター写真といったものが一気に禁止になったのです。
対象はインターネット広告、Webサイト、ポータルサイト、ブログ、SNS、書籍(バイブル商法)、印刷物、取材など多岐にわたります。
以下も併せて読んでみてください。
※医療広告ガイドラインの実施後でも許される症例写真、ビフォーアフター写真とは?
※参考資料:厚生労働省「医療広告ガイドライン」
●Googleの強調スニペットを狙え! #1表示させられるポイントの見つけ方
3回シリーズの記事です。検索結果画面の一番上に表示される「強調スニペット」。
「強調スニペット」に載れば、大きなトラフィックを得られます。そこに載る可能性を高めるために、考慮するポイントを紹介してくれています。
続きもどうぞ。
※Googleの強調スニペットを狙え! #2表示させるためのコンテンツ改善手法
●ぐるなび、Google Assistantを使った音声予約を開始
2018年6月6日、ぐるなびは飲食店を音声で予約できるサービスを開始しました。
「ぐるなび予約」と話しけて開始。人数と位置情報の提供を許可すると、30分以内に入店可能なお店をピックアップ、そのままお店をタップして予約することができるそうです。
音声検索での予約が増えていきそうですね。
●音声検索のSEOはどうしたらいいのか?
上の記事も音声検索を使ったサービスです。GoogleだけでなくLINEやAmazonなどの各社大手も音声検索に注力しています。
これから増えそうな「音声検索」のSEOをどうしたらいいか。
●オリジナルコンテンツとは?SEOに欠かせない独自コンテンツについて
SEOにおいて、オリジナルコンテンツは欠かせません。
では「オリジナルコンテンツとは何か?」、答えに困った方は読んでみるとよいでしょう。
●「新R25」がSEO業界で類をみない英断!コンテンツシンジケーションのあるべき姿とは?【SEO記事13本まとめ】
まとめ記事の1本目は、コンテンツシンジケーションを利用しているすべてのWeb担当者は必見の記事です。
「元記事が正しい評価を受ける」ことが正しい姿だとして、新R25は、rel="canonical"を提供元に向けて正規化することを決定しました。
「記事を載せるならトラフィックがほしい」SEO業界としては大きな英断だと思います。
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今回の情報はいかがでしたか?
「医療広告ガイドライン」の施行は、病院や歯科医院にとって大変大きな変化です。
ガイドラインでは、医療機関ホームページは「広告」という扱いになりました。業者に任せていたとして責任を免れることはできないのです。
対象もWebサイトだけでなく、SNSも含まれますので、しっかりと読み込んで対策していただきたいなと思いました。
*この記事は2018年6月19日現在の情報を元にしています。
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください。