前回のSEOニュースで、新しいGoogle Search Consoleにいろいろな機能が追加されているとお伝えしました。
その新しいSearch Consoleのベータ版がとれて、正式版に昇格しました。
正式版になったと同時に機能も追加されたようですので、このあとの記事でご確認ください。
それでは、SEOニューススタートです。
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Google関連
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●ベータ版の新Search Consoleが正式版へ昇格。URL検査のライブテストと手動対策ビューアが追加
新Search Consoleがベータ版から正式版に昇格。正式版の昇格と同時に新しい機能が追加されました。
追加されたのは「URL検査のライブテスト」と「手動対策ビューア」。
使う使わないかは別として、どんな機能なのかは確認いただくとよいと思います。
●誰が書いたものであろうがそのページにあるコンテンツはすべてGoogleに評価される
「誰が作ったものであっても、そのページにあるコンテンツをGoogleは評価の対象にする」と、GoogleのJohn Mueller氏がTwitterで回答しました。
UGCサイトのようにページ丸ごとユーザーに作られたものであってもです。
UGC(User Generated Contents)とは、一般ユーザーによって制作・生成されたコンテンツのことをいいます。
●Googleコアアルゴリズムで順位が下がったとしても、必ずしもコンテンツ品質に問題があるとは限らない
コアアルゴリズムのアップデートの影響で検索トラフィックが減少した場合、まず疑われるのがコンテンツの品質が低いことです。
しかし、コンテンツの品質が高くても、順位が下がることがありえるのです。
どのような場合に下がるのかは、記事をお読みください。
●Google検索流入を安定させるコアアルゴリズムのアップデート対策の方法
2018年7月下旬から8月上旬にかけて、コアアルゴリズムのアップデートが実施されました。
コアアルゴリズムのアップデートは年に何回か行われ、順位の変動などの影響が大きいため、よく話題にのぼります。
もっとも大切な対策は「アルゴリズムの変更で慌てないために、普段から対策を意識しながら記事を書くことだ」と言っています。
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Yahoo!関連
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●スマートフォン版検索結果ページのデザイン変更について
2018年8月28日から、スマートフォン版Yahoo!検索の検索結果ページのデザインが変更されました。
情報ごとの区切りが明確になり、ほしい情報を見つけやすくなっています。
ご自身のスマホでも確認してみてください。
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コンテンツSEO関連
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●Googleアシスタントの音声検索にまつわる興味深い3つの数字
Googleアシスタントを使った音声検索の実態について、紹介してくれた記事です。
興味深い3つの数字の1つ目は、アシスタントの音声検索は「電気を消して」「カレンダーに予定を追加」といった操作系に40倍多く使われるということ。
2つ目は、Googleアシスタントを使うクエリは「札幌 天気」と単語で検索するより「明日の札幌の午後の天気を教えて」といった会話形が200倍多いということ。
3つ目は、ぜひ記事で! あわせて元になった記事もご覧ください。
※Five insights on voice technology
●そのアクセス解析はダメかも!? 初心者には使いドコロが難しい3大指標に注意(前編)
前編、後編にわけて、「直帰率」「訪問あたりの閲覧ページ数(PPV)」「サイト滞在時間」といった指標の使い方について解説してくれています。
前編は指標が役立つ場合と役立たない場合についてです。特に「何の役にも立たない場合」については、間違ってやっていないか確認いただくとよいと思います。
後編は3大指標の正しい使い方です。
※使いこなし高難度「直帰率」「PV/セッション」「滞在時間」3大指標の正しい使い方(後編)
●SEOが重要なら #(ハッシュ)をURLに含めてはいけない
GoogleにインデックスさせたいURLに「#」を含めないようにしてください。
「#」よりもあとの部分を削除したURLを検索エンジンがインデックスするからです。
「#」というと、ページ内の特定の場所にジャンプさせるときにも使いますが、こちらについては問題ありません。
●内製?外注?マンガマーケティングの始め方
最近、マンガでわかりやすく説明した「漫画でわかる」シリーズの本が増えています。
そのような影響もあり、「自社でもマンガを 広告に使ってみたい」と検討されている企業も増えてきているようです。
マンガマーケティングを始めようと思ったときに、どんな手順を踏んで作るのかがわかります。始めようと思われる方、参考にしてみてください。
●SEO効果を最大化するコンテンツのリライトで検索流入を700%に改善
クラウド会計ソフトのfreee株式会社の事例です。
既存のコンテンツをリライトし、検索流入数を約7倍へと引き上げました。
「確定申告」「青色申告」「所得税」「国民健康保険」「年末調整」といったキーワードでも上位に上がったようです。
詳細は記事をどうぞ。
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今回の情報はいかがでしたか?
今回は「SEO効果を最大化するコンテンツのリライトで検索流入を700%に改善」の記事が、個人的に興味深かったです。
記事の中にあった「リライト例」の画像には、どのようにリライトしたかが取り消し線付きで、実例が載っていました。
さらに「計算式は本文に説明がある場合でも、必ず図解して解説。可能であれば計算例も併記します。」といったコメントも載っていたからです。
少しだけでしたが、リライトの実例が見られて、とても勉強になりました。
*この記事は2018年9月18日現在の情報を元にしています。
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