こんにちは。SEO最新ニュース担当、長濱佳子です。
2020年のSEOがどうなるかは大変気になるところです。
SEOエキスパート58人へのインタビューから導き出した、10個の重要なトレンドが出てきました。
また、誤ったSEOについて、Googleがどこへ向かうのかを予測したものなど、知っておきたい情報が並んでいます。
それでは、SEOニューススタートです。
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Google関連
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●Google検索のサイトリンクに重要な要因ははっきりとしたサイト構造
Googleのジョン・ミューラー氏がサイトリンクの作られ方とサイトリンクをGoogleに表示させる方法を説明してくれました。
サイトリンクに重要だという「はっきりとしたサイト構造」は、そのページが何のページなのかが明確にわかる作りを意味しているようです。
●GoogleのPC検索からファビコンが消えた、ユーザーには目障りだったから!?
数週間前にGoogleは、PCの検索結果でファビコンを表示する形式を導入していました。
それをいったん中止にしました。どうもユーザーからのフィードバックを受けてのことのようです。
これからもGoogleはいろいろなテストを行っていくと思います。こちら↓の記事もあわせてお読みください。
※Google、ファビコン表示が目立つPC検索結果を導入
●Google:強調スニペットに表示されたウェブページは1ページに2度表示されない
強調スニペットは、Google検索で質問のような検索を行ったとき、回答となるサイトを検索結果の最上部に表示する仕組みです。
今回新たなアップデートが行われ、強調スニペットに表示されたページは、1ページ目のオーガニック検索結果には掲載されなくなりました。
2020年1月24日から展開されています。全文を読むには、メールアドレスの登録が必要です。
●Google、SEOのための「見出し」の使い方を説明
Googleのジョン・ミューラー氏は、H1、H2、HTMLの使い方を明確に説明してくれました。
ランキングでの見出し要素の役割についても解説。
この記事の中で「見出しタグはもはやランキング要因ではない」と古いSEO対策を否定しています。
ご自身のSEO対策が過去のものになっていないか、確認してみてください。
●モバイルファーストインデックスの技術ドキュメントをGoogleが刷新、準備編からベストプラクティス編へ
Googleはモバイルファーストインデックスの技術ドキュメントを刷新しました。
まだ英語版だけでの公開ですが、日本語訳ページも近いうちに公開されると思います。
まずは概要をご確認ください。
●2020年、Googleの垂直化とゼロクリック検索がローカル検索へと与える影響
Mozの創設者ランド・フィッシュキン氏は「2020年、Googleが検索エンジンから競合他社に変わる年になる」と予測。
あらゆるウェブの情報を網羅して平等に検索するのを「水平検索」といいます。
一方、範囲を絞ってその中で検索するのを「垂直検索」といい、検索結果に決まったサイトが並ぶことを意味します。
2019年は検索してもURLをクリックしない「ゼロクリック検索」が大きな話題になりました。2020年Googleはどこへ向かうのでしょうか?
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コンテンツSEO関連
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●2020年のSEOにおける10個の重要なトレンド【SEOエキスパート58人へのインタビュー】
58人のSEOエキスパートへのヒアリング結果を10個のトレンドとしてまとめた記事です。
SEOのプロフェッショナルたちは、2020年に向けてどのようなことを考えているのでしょうか?
10個のトレンドの1つ目は、「BERTとユーザーに注力した最適化」です。
●2020年に避けるべき11の誤ったSEO
2020年にブランドを成長させるのにSEOは重要です。トラフィックを押し上げるうえではソーシャルメディアの重要性が低下するという見方もあります。
この記事では2020年に避けなければならない誤ったSEOを紹介してくれています。
誤ったSEOも多く出回っていますので、間違った対策をしていないか記事をお読みください。
●人気ブログサービスMediumが検索トラフィック激減! ブランド構築に他社サービス依存は危険【SEO情報まとめ】
まとめ記事の1つ目「人気ブログサービスMediumが検索トラフィック激減! ブランド構築に他社サービス依存は危険」は読んでほしいです。
英語圏で人気のブログサービスMediumの検索トラフィックが激減し、情報発信をMediumに依存していた企業も大きなダメージを受けました。
ブランドを構築するうえでは、いくら人気があっても他のプラットホームへの依存は危険だという警鐘です。
●機械学習(AI)入門 ―― SEO担当者も2020年には知っておきたい基本のキ
「SEO担当者も知っておきたい機械学習入門」ということで、Mozのブリトニー・ミュラー氏が説明してくれました。
SEOにおける機械学習の可能性としては、「meta descriptionタグの自動生成」や「title要素の自動生成」といったことに使えるようです。
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今回のSEOニュースはいかがでしたか?
「人気ブログサービスMediumが検索トラフィック激減!」を読んで、あらためて他社サービスに依存するのは危険だと感じました。
いくら人気があっても他のプラットホームへの依存は、大きなダメージを受けることがあります。
FacebookやTwitter、Instagramといったメジャーなサービスでも無料のものは、いつ仕様が変わるかわかりません。
コンテンツのバックアップも含め、依存しすぎないようにしたいですね。
次回もお楽しみに!
*この記事は2020年2月4日現在の情報を元にしています。
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください。