こんにちは。SEO最新ニュース担当、長濱佳子です。
ついにというか、やっとというか、Googleは、全サイトのMFI移行を2020年9月に開始するとアナウンスしました。
MFIの正式発表が出たのが2016年11月。そして開始したのが2018年3月でした。
すでに開始してから2年がたっています。大きな変更なので、時間がかかるのでしょうね。
この記事は、このあとすぐ。それでは、SEOニューススタートです。
――――――――――
Google関連
――――――――――
●Google、全サイトのモバイル ファースト インデックス移行を2020年9月に開始
Googleは全サイトのモバイル ファースト インデックス(MFI)移行を2020年9月に開始するとアナウンスしました。
現在は、条件が整ったサイトだけがMFIへ移行していますが、最終的には条件が整わなくても強制的に移行するということです。
MFIについて正式な発表がされたのが2016年11月、開始したのが2018年3月なので、時間がかかっていますね。
●FAQリッチリザルトのガイドラインをGoogleが更新。同じ質問と解答の繰り返しを禁止
GoogleはFAQ(よくある質問)のリッチリザルトのコンテンツガイドラインを更新しました。
特に注意したいのが、「同一 FAQ の繰り返しはガイドライン違反」ということです。
「じゃあ、一部(地名とか商品名)だけを入れ替えたFAQはいいだろう?」と思うかもしれませんが、それはグレーゾーン。
ルールを守って正しく利用したいものですね。
●PC版Google画像検索が、レシピ・商品・動画のラベルをサムネイルに表示
PC版のGoogle画像検索での変更点。レシピ、商品、動画のラベルをサムネイルに表示するようになりました。
モバイルの画像検索では、すでに2017年8月にバッジが付くようになっていましたが、今回の変更はそのPC版です。
ラベルの意味をユーザーが気づくと、便利な機能になりそうな気がします。
●Google、商品リッチリザルト向け構造化データタイプの定義を更新。review・aggregateRating・offers のいずれかが必須に
Googleは、商品のリッチリザルト向け構造化データで設定するプロパティを更新。
必須プロパティと推奨プロパティに変化がありました。
必須プロパティはreview、aggregateRating、offers の3つのうち、いずれかが必須になり、推奨プロパティでは、Thingだったものが変更になりました。
●効果的なGoogleマイビジネス設定について解説します!
Googleマイビジネスに登録していても、運用ができていないという方向けに、設定方法などを解説してくれています。
「Googleマイビジネスの機能では、日頃の投稿」が超重要だといいます。
効果的なGoogleマイビジネスの設定方法を勉強してみてください。
●より多くのデータをSearch Consoleでエクスポート可能に、検索パフォーマンスの分析に有効な改善
Search Consoleで、ほぼすべてのレポートで完全なデータをダウンロードできるようになりました。
さらに、EXCEL形式でもエクスポートできるように。ただ、ダウンロードできるデータの数はこれまで同様1,000行までです。
ぜひ、データをダウンロードして改善につなげてください。
――――――――――
コンテンツSEO関連
――――――――――
●2020年に重要なSEOに関する6つの推奨事項
2020年のSEOで推奨される重要な6つの事項を紹介してくれた記事です。
この記事だけではありませんが、古いSEOテクニックでは効果が出ません。
常に変わり続ける最新のSEOを理解して、今までのアプローチを変える必要もあるでしょう。ぜひお読みください。
●SEOの本質はコンテンツとリンク――話を難しくする必要はない
SEOは常に変わり続けていますが、本質として変わらないものがあります。
その本質とはコンテンツとリンクです。つまりよいコンテンツを作り、被リンクをもらうこと。
この記事は、前編、中編、後編の3回にわかれています。中編はこちらから。
※SEOで狙うキーワードや検索意図はもっと増やせる――SEOの本質はコンテンツとリンク(中編)
●検索されたキーワードがわかるGoogle Search Console(サチコ)の使い方
Webに詳しくないというWeb担当者のためのブログ「Getting Better」に掲載された記事です。
アクセス解析はGoogle アナリティクスだけと思いがちですが、Google Search Consoleはアクセス解析だけではわからないことがわかります。
初心者にもわかりやすいように説明してくれていますので、読んでみてください。
●Googleの強調スニペットへの変更は、検索流入にどう影響するか【調査データ】
2020年1月、「強調スニペットに表示されたページは、1ページ目の自然検索結果に並ばなくなる」といったアップデートが行われました。
これにより強調スニペットと自然検索結果のいわゆる両取りができなくなったわけです。
サイトへの流入数に影響はあったのでしょうか?
「スニペットって何?」と思われた方、こちらの記事もどうぞ。
※いまいちわからない!SEOでよく耳にする「スニペット」を3分で理解する
●Webプッシュ通知、人気サイト以外では9割が拒否反応という無惨な統計データ【SEO情報まとめ】
まとめ記事です。
「●●は通知を送信します。よろしいでしょうか?」といった、プッシュ通知のダイアログをよく見ますよね。
そんなプッシュ通知ですが、Webサイトの約85%で、プッシュ通知を許可してもらえる率が10%以下というデータが出ました。
「これ以上通知を増やしたくない」と思うユーザーが多いということでしょう。
------------------------
今回のSEOニュースはいかがでしたか?
「プッシュ通知」について検索したらこちらの記事を見つけました。許可の導線配置など、とても勉強になりました。
●ユーザーが許可したくなるPush通知を考える
プッシュ通知の許可のダイアログは「いきなり見知らぬ人に、君の家に遊びに行っていいかな? 許可してよ!と言われるのと、ほぼ同じである」と著者は言います。
私自身も、情報の質や通知の頻度がわからず「やめておこう」と許可しないことが多いです。
「どうすればユーザーが許可したくなるのか」参考にしたい例を挙げてくれています。ぜひ、読んでみてください。
次回もお楽しみに!
*この記事は2020年3月17日現在の情報を元にしています。
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください。