こんにちは。
SEO最新ニュース担当、長濱佳子です。
Googleでは、日々さまざまな改良が行われ、ユーザーが探している情報に、よりマッチした情報を返します。
Googleは、2月中旬ある改良をしました。また、画像検索でも重複を減らし多様性を確保するために改良をしました。
どんな改良かは、このあとすぐのニュースをどうぞ。
それでは、SEOニューススタートです。
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Google関連
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●Google検索で関連性の高い情報を
Googleは、ユーザーが探している情報に対して、関連性の高い情報を表示するように改善しています。
今回、検索語句に一致する結果がなかった場合「検索条件と十分に一致する情報が見つかりません。」というメッセージを表示するようになりました。
2月中旬からはじまっていますので、目にしたことがある方もいるのではないでしょうか?
●Google、画像検索を改良――重複を減らし、多様性を確保
Googleは画像検索で2つの改良をしました。「重複の減少」と「同一画像の多様性」です。
これにより、視覚的に区別できるようになりました。
2020年11月にアップデートをしていたと、最近になって発表がありました。
●Discoverのコンテンツポリシー違反には手動対策(ペナルティ)が与えられるかも
Discoverのコンテンツポリシーを説明するヘルプ記事に、手動対策(ペナルティ)にふれるセクションが追加されました。
これによって、Discoverのコンテンツポリシーに違反した場合は、ペナルティが与えられるかもしれません。
記事ではDiscoverのポリシーに違反する可能性があるコンテンツも紹介しています。ぜひ、確認してみてください。
●Discoverの手動対策はDiscoverにだけ影響する、ウェブ検索には悪影響なし
Discoverの手動対策についての追加情報です。
Discoverのコンテンツポリシーに違反した場合の影響は、Discoverだけです。他に影響がないとわかり、少し安心ですね。
●元Google社員が語るGoogleのアルゴリズムとペナルティの関係性について
こちらはDiscoverではなく、Webについてのペナルティの話です。
元Googleのクオリティ・アナリストがペナルティの関係性について説明してくれました。
手動アクションにどのように対応すべきか? などについても話してくれていますので、ぜひお読みください。
1ついえるのは「品質ガイドライン違反は何もメリットを生まない」ということです。
●Google、Passage Rankingを英語検索で導入
2月11日、GoogleはPassage Ranking(パッセージランキング)を英語検索で導入しました。
Passage Rankingは、ページの中の1部分だけを評価する仕組みです。
日本での導入は少し先のようですが、この機会に勉強してみてはいかがでしょうか?
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Yahoo!関連
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●Yahoo!ニュースの誹謗中傷コメント、投稿時注意で常習アカウント減少
「Yahoo!ニュース」のコメント欄に、誹謗(ひぼう)中傷などのコメントを繰り返し投稿するアカウントがあります。
そのアカウントに対し、人工知能(AI)による注意メッセージを表示することで、誹謗中傷を繰り返す常習アカウントの数が13.5%も減少したそうです。
●機械学習で「似ているヘアスタイル」を見つける手法 ? Yahoo! BEAUTYでの実装事例
Yahoo! BEAUTYにおける「似ているヘアスタイル」表示機能の性能が改善した事例。
「似ているヘアスタイル」機能は、ユーザーが好みのヘアスタイルを見つけるために提供されています。
それが、機械学習により改善したといいます。どのように変わったかは記事をどうぞ。
「似ているヘアスタイル」機能はYahoo! BEAUTYで、試せます。
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コンテンツSEO関連
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●2021年 SEOの挑戦課題【後編】「ユーザーとの関係性作り」
前回のSEOニュースで紹介した前編は、「ユーザーの検索目的に寄り添うコンテンツ作り」でした。
今回の後編は「ユーザーとの関係性作り」です。
2021年、SNSなどの他チャンネルを活用して「ユーザーとの関係性作り」に挑戦してみてはいかがでしょうか?
●暴言レビューから顧客サービスを改善する評判管理の基本(前編)
前編・後編にわけて、ローカルSEOの専門家が、レビューをうまく活用することでビジネス成果を伸ばす方法について解説しています。
ECサイトで重要なレビューは、やりとりが無機質になりがち。
「レビューをつながりの場にする」ことができれば、ビジネス成果につなげられるかもしれません。
後編はこちらから
※否定的なレビューへの対応に欠かせない、たった1つの人間の能力(後編)
●Webサイトのトラブルやメンテ時には503を返す。これSEOの鉄則な!【SEO情報まとめ】
SEOのまとめ記事です。
2つ目で、Googleのジョン・ミューラー氏が画像検索のベストプラクティスを動画で解説。
1つ目もジョン・ミューラー氏が「サイトを一時的に止めるときに重要なこと」を解説してくれています。
SEOの大原則として頭に入れておきましょう。
●2021年に機能する16のマーケティング戦術
Ahrefs(エイチレフス)による記事です。翻訳などしてお読みください。
16の試行錯誤されたマーケティング戦術について、詳しく解説してくれています。
コンテンツマーケティングで考えておきたいことです。
●10年顧客を生み続けるかも?アクセス数が持続する記事の書き方
「『長寿記事』がコンテンツマーケティング成功の鍵だ」と話しています。
「長寿記事を書くコツ」とは? また「エバーグリーンコンテンツ」とは?
アクセス数が持続する記事作りのヒントにしてみてください。
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今回のSEOニュースはいかがでしたか?
Yahoo!のAIや機械学習による改善などもあり、今回は改良の話が多かったですね。
そんな中、1つ目で紹介した「検索条件と十分に一致する情報が見つかりません。」というメッセージを、実際に検索で目にしました。
短縮登録に入れていた「○○さん謝礼」という文字を間違って検索窓に入れたら表示したのです。
さすがに、こんな語句では検索をしないですよね~。
次回もお楽しみに!
*この記事は2021年3月2日現在の情報を元にしています
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください