こんにちは。
SEO最新ニュース担当、粕谷知美です。
早くも2月。
「1月往ぬる、2月逃げる、3月去る」と言われますが、本当に早いですね。
今日のSEO最新ニュースは、前半では「品質評価ガイドラインの最新情報」を、後半では最近よく耳にするようになった「ChatGPT」の話題を取り上げます。
それでは、さっそく始めましょう。
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Google関連
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●品質評価ガイドラインの最新情報: E-A-T に Experience の E を追加
年末にGoogleの品質評価ガイドラインが改訂されました。
「検索品質評価ガイドライン」とは、Googleがユーザーテストを行うときのマニュアルです。
今回の改訂では、E-A-TがE-E-A-Tとなり、E(Experience)が追加されました。
E...Experience(経験・体験)
E...Expertise(専門性)
A...Authoritativeness(権威性)
T...Trust(信頼性)
Googleによると、「Experience」とは、著者自身の実体験だそうです。
例えば、同じレビューでも、製品を個人的に使ったことがある人のレビューのほうが、使ったことのない人のレビューより信頼性が高い、と判断するということのようです。
<関連記事:以下もあわせてお読みください>
※E-A-Tに経験を加えたE-E-A-TがGoogle品質評価ガイドラインの2022年12月更新版で導入
※E-E-A-T(旧E-A-T)とは?SEOで重要なGoogleの評価基準など徹底解説!
※Googleの「E-A-T」を測定したいって!? そもそもE-A-Tって何だっけ?
●Google、記事構造化データのheadlineプロパティの110文字制限を撤廃
Google はこれまで、「タイトルは半角 110 文字(全角 55 文字)以内に収める必要がある」としていましたが、110文字という制限をなくしました。
以下の記事にもあるように、デバイスによって検索結果に表示されるタイトルの文字数は変化します。
※Google検索のタイトルリンクはデバイス幅に応じて切り取られる
110 文字以内に絶対に従う必要はありません。
しかし、いくらでも長いタイトルを付けてよいというわけでもありません。
読者の目に入ってほしい情報は前半に書く、という原則は守ることをおすすめします。
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コンテンツSEO関連
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●AIコンテンツはSEOに利用できるのか? ユーザーファーストか?検索エンジンファーストか?が境目
AI に書かせたコンテンツに対する扱いについて、 Googleのスタッフが答えたことをまとめた記事です。
AIで文章を量産できる時代になったと聞き、驚いていたら、最近では、AIチャットボット「ChatGPT」を使ってWebメディア記事を自動で作成するツールができた、という情報も入ってきました。
一方で、AIが作成した文章が間違っていて使えない!という話も耳にします。
この技術、この先、どんな方向に進んでいくのでしょうか?
<関連記事:以下もあわせてお読みください>
※ChatGPTをSEOに使うときのTIPS×2
※CNET MoneyのAI生成コンテンツには問題ありあり: 情報開示不足、間違い、盗作疑い
●SEO外部対策とは?重要な理由や効果的な施策など徹底解説!
前回は「内部対策」の話題を紹介しました。今回は「外部対策」です。
SEO外部対策とは、主に被リンクを獲得するために行う施策のことです。
記事では、
・検索意図を考慮したコンテンツを作る
・SNSで拡散しやすいサイトを設計する
といった、具体的な施策が取り上げられています。
外部対策は、やり方を間違えるとポリシー違反となり、Googleからペナルティーを受ける可能性があります。
注意しながら、取り組んでみてください。
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SEO最新ニュースはいかがでしたか?
今回取り上げたAIチャットボット「ChatGPT」。
昨年の11月30日に公開され、すでにアクティブユーザー数が1億人になったそうです。
AIがコンテンツを生成する時代がいずれ来るだろうと思っていましたが、意外と早いのかもしれませんね。
次号もお楽しみに!
*この記事は2023年2月14日現在の情報を元にしています
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