2023年05月16日

最新コアアルゴリズムアップデートについての調査・考察

こんにちは。
SEO最新ニュース担当、粕谷知美です。

前回のSEO最新ニュースで「3月15日にGoogleのコアアップデートがリリースされた」という話題を取り上げました。
覚えていらっしゃいますか？

リリースから1カ月を過ぎ、コアアップデートの影響をまとめた記事が公開されました。
本日は、この話題からスタートです。

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Google関連
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●2023年3月：コアアルゴリズムアップデートについての調査・考察～順位変動が大きかったジャンルは？～

筆者によると、順位変動が大きかったジャンルのトップ3は以下の通りです。
１．家電（Consumer Electronics）
２．マンガとアニメ（Manga and Anime）
３．健康（Health）

記事には、今回のコアアップデートをうけた対策についても書かれています。
気になる方は、ご一読ください。

●Google 検索における2022年のスパム対策

続いてご紹介するのは、2022年にGoogleが取り組んだスパム対策の成果に関する記事です。

「Google 検索セントラルブログ」に掲載された本記事によると、
・2021 年の 5 倍のスパムサイトを検出
・導入当初と比較して 200 倍多くのスパムサイトを検出
・ハッキングされたサイトの検出能力を 10 倍向上
などの成果があったそうです。

＜関連記事＞以下もあわせてお読みください。

※Googleウェブ検索のスパムに関するポリシー（3月更新）

※AI生成コンテンツに関するGoogle検索のガイダンス（2月公開）

●#Google検索オフィスアワーのご紹介

Googleが検索に関する質問に回答する動画「オフィスアワー」が変わります。

これまでは、検索トピックに加え、アドセンスやアドモブも扱う「Googleポリシーオフィスアワー」でしたが、今後は検索だけを扱う「#Google検索オフィスアワー」となるそうです。

サイト運営やSEOに関する疑問に答えてくれる仕組みは維持されます。
リニューアル第1弾は、5/11（木）12:00 から。
聞きたいことがある方は活用を！

＜関連記事＞以下もあわせてお読みください。

※これまでに公開された動画をご覧になりたい方はこちら

※英語版：2023 年 3 月 Google SEO オフィスアワー（日本語の文字起こしが掲載されています）

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コンテンツSEO関連
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●検索者が「検索意図が満たされた」と判断する基準

読者（＝検索者）は、何らかの意図をもって検索をはじめ、その意図が満たされたとき検索を終了します。
では、読者は何をもって「必要な情報をすでに十分に取得できた」と考えるのでしょうか？

こんな疑問について、情報システム研究に基づいて分析した記事です。

さらに記事では、読者が「必要な情報をすでに十分に取得できた」と満足する記事を作るヒントとして、
・検索者がそれ以上検索を続けなくても済むように工夫すること
・検索者のタスクの複雑度と検索者の経験や知識に留意し、検索者がタスクを完了できるだけの十分な情報をわかりやすく提供すること
の2点を挙げています。

●タイトル研究：「重要なキーワードは前に持ってくる」は、正解か？

よく言われる「Web記事のタイトルでは、重要なキーワードを前に持ってくるべし」の真偽を、スマートニュースが調査した記事です。

筆者によると、
【前半部分に主語が含まれているタイトルは、そうでないものと比べてCTRが高い傾向がある】
とのこと。
つまり、「Web記事のタイトルでは、重要なキーワードを前に持ってくるべし」は妥当ということになります。

加えて、
【15〜16文字目で、またCTRが上がる傾向があった！】
ということもわかったそうです。

・なぜ、15～16文字目だったのか？
・この結果を踏まえるならば、どのようなタイトルが最適なのか？
については、記事をお読みください。

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SEO最新ニュースはいかがでしたか？

マイクロソフトがBingにAIチャットを搭載したことで、Bing検索へのアクセスが増加し、Google検索へのアクセスが減少しているのだそうです。

※With AI Boost, Bing.com Recent Traffic Up 15%, Google.com Down 2.4%

私の周囲でもAIチャットを機にBingを使い始めたユーザーが増えています（私もその１人！）。

Bingユーザーの増加が一時的なもので終わるのか、ますます加速していくのか、注視する必要がありそうです。

今月はこの辺で。
次号もお楽しみに！