~ 清掃用品の販売及びレンタルの老舗企業 S社の場合 ~
「MAの導入までは、専門の会社にお願いしてやってもらったが、この先何をすればいいのかわからない」
「MAを導入したものの、商品・サービスを"どう売るか"という全体的なマーケティング方針は決まっていない」
ということで、「Pardot活用支援」まで含めた「Webマーケティング戦略立案の支援」ができる企業を探していると、ご連絡をいただきました。
代表江島が講師を務める宣伝会議主催のセミナーを、S社のマーケティング担当者が受講してくださったことがきっかけで、声を掛けていただきました。
下記の図のように、全5回のワークショップを実施して、ペルソナ設計・カスタマージャーニーマップ設計・コンテンツマップ設計などを実施しました。
プロジェクトに参加してくださったメンバーのほとんどがマーケティング未経験者だったため、「何を設計するのか」「どのように設計するのか」「何のために設計するのか」を一つ一つご説明しながら、進めていきました。
下記は、ペルソナ設計の説明をしたときに使用した資料の抜粋です(一部、伏字にしてあります)。
S社には、全体的な課題とは別に、「Webからの問い合わせ数を現在の120%にしたい」という直近の課題がありました。
そのため、第1回ワークショップの「ミクロ施策設計」のフェーズでは、「すぐに手を動かして、結果を出せること」に対して、提案を行いました。
こちらも「問い合わせ数を増やすには、具体的に何をすればよいか」を丁寧に説明しながら進めていきました。
下記は、そのときに使用した資料の抜粋です。
今回のプロジェクトでは、5回のワークショップ全てに、非常にお忙しい時間を縫って、トップ営業マンが参加してくださいました。
そこで、ワークショップでは、
〇トップ営業マンが、実際にやっている「勝ちパターンのコミュニケーション」
と
〇トップ営業マンが、「今後Webでこのようなコミュニケーションを行えば成果が出るはず!」と考えている施策
を、忠実にカスタマージャーニーマップにトレースしていきました。
マーケティング部署の方々は、直接お客様に接していないことも多いので、マーケティング部署の方だけでペルソナ設計やカスタマージャーニーマップ設計を実施すると、「たぶん、こうじゃないか?」「きっと、こうだよね?」という想像だらけのアウトプットになってしまいがちです。 |
S社では、今回のプロジェクトのアウトプットに従った形で、Webリニューアルを実施。新サイトが、公開されたばかりです。
今後、ペルソナ・カスタマージャーニーマップに合わせたコラム制作、ナーチャリングメールの制作を行っていきたいというご要望をいただいており、現在商談を進めています。