2023年10月24日

11月は「過労死等防止啓発月間」。企業の対策、できていますか？

こんにちは。
SDGs最新ニュース担当、吉田ゆみです。

毎年11月は、厚生労働省で「過労死等防止啓発月間」と定められています。

先日政府が公表した、2023年度版「過労死等防止対策白書」では、睡眠時間、労働時間、うつ病の関連性などが明らかになりました。

このあとすぐのニュースで、取り上げています。企業事例もあわせてチェックしてみてください。

それではSDGs最新ニュース、スタートです。

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国・世界の取り組み関連
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●睡眠、理想より2時間不足で3割がうつ病疑い　過労死白書

調査結果から、睡眠不足はうつ病だけでなく、幸福感の低下を招く傾向もみられました。

また労働時間が長い場合も、疲労が抜けにくくうつ病の傾向が強くなると示されています。

企業ではどんな対策ができるのか、以下の記事もぜひご覧ください。

※朝型勤務、19時退社...　大企業が行っている過労死対策の事例5つを紹介します。

※厚労省「過労死防止のための取り組み」

●「介護離職」年間10万人超新たな支援制度厚労省が議論

育児・介護休業法では、仕事と両立するための支援制度が設けられています。

しかし利用率は低く、周知や職場における周知や相談体制の整備が課題です。

記事では、介護休業制度の存在を知らず離職を選択された方、長年勤務する社員の介護離職を制度利用で防止できた企業の話が紹介されています。

●【日本】環境省、企業等に「J-GBFネイチャーポジティブ宣言」への署名呼びかけ

ネイチャーポジティブとは、「2030年までに生物多様性の損失を食い止め、反転させ、回復軌道に乗せる」ことを意味する言葉です。

環境省はネイチャーポジティブ実現のため、取り組みを進める企業などの署名を呼びかけています。

※環境省「J-GBFネイチャーポジティブ宣言」

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企業の取り組み関連
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●蚊による感染症から未来のいのちを守る「GUARD OUR FUTURE」――花王が描く事業と社会課題解決の両立モデルとは

世界の半分の人口、エリアにリスクがあるとされるデング熱は、蚊が媒介する感染症です。
花王は、殺虫成分ではなく、肌表面を蚊が嫌がる状態にして刺されることを防ぐ画期的なクリームを、昨年よりタイで展開。

記事では、タイの社員に自社のビジョンをどのように浸透させていったかなど、語られています。

●デジタル捺染でアパレル変革を狙う｜エプソンのサステナビリティ

デジタル捺染（なっせん）とは、布地にデジタル技術で色模様をプリントすること。

従来の捺染より、生産工程や水の使用、排水を大幅に抑えられます。

現在の普及は1割程度で、エプソンはさらなる普及率向上を目指しています。

●フェアトレード・Jアワードの大賞にイオントップバリュ

開発途上国の製品や原料を、生産や労働に見合った適正な価格で取引する「フェアトレード」。

イオントップバリュ株式会社は、優れた取り組みが評価され「第1回フェアトレード・ジャパン・アワード」で大賞に選ばれました。

主催者は、選出理由として「国内で唯一フェアトレード調達を中長期的に増やす目標を宣言している点」などを挙げています。

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イベント・セミナー関連
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申し込み方法など、詳細はリンク先をご確認ください。

●日本のDE&I推進に向け経団連・経済同友会・新経連が後援。企業×LGBTQ+制度の普及促進へ『work with Pride 2023 カンファレンス』参加受付開始＆登壇者が決定

表彰のほか、ダイバーシティに取り組む企業のパネルトークなどを予定。

リアルとオンラインで開催されます。

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グリーゼからのお知らせ
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グリーゼの「SDGs用語集」には、SDGsやサステナビリティに関する192のキーワードが収録されています。

以下よりダウンロードできますので、ぜひご活用ください。

◎SDGs用語集（2023年2月版）

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最後に、こんな話題をご紹介。

●ロボットで稲作の働き方改革、作業時間わずか6％に

ドローンで種をまき、水位や水温はセンサーで遠隔管理、除草は鳥型ロボットに。

宮崎県で、そんな未来的稲作実験が行われました。

労働時間は、なんと従来農法より500時間マイナス！

人手不足の救世主になりそうですね。すいすい泳ぐロボットが可愛いです。

それでは、次号もお楽しみに！