こんにちは。
SDGs最新ニュース担当、吉田ゆみです。
今回は、年末に開催されたジャパンSDGsアワード、またESGの観点から世界の企業を評価する「グローバル100」の結果をピックアップしました。
企業の取り組みでは、昆虫を活用したおもしろい取り組みを取り上げています。
苦手なみなさん、すみません......タイトルだけでもチェックしてみてくださいね。
それではSDGs最新ニュース、スタートです。
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国・世界の取り組み関連
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●ジャパンSDGsアワード表彰式
第7回の「SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞」は、一般社団法人WheeLogが受賞しました。
WheeLogは、「車いすでもあきらめない世界をつくる」をミッションにバリアフリーマップを掲載したアプリ開発、車いす街歩きイベントなどに取り組んでいます。
※一般社団法人WheeLog
※そのほかの受賞者はこちら
●世界で最も持続可能な100社発表 1、2位は豪のリサイクル企業 日本はエーザイなど3社に
カナダの投資調査会社が、世界の大企業を対象にESGの観点から持続可能性を評価する「グローバル100」の結果を発表しました。
日本は35位にエーザイ(製薬)、72位にリコー(機器メーカー)、100位にシスメックス(電子機器)がランクイン。調査が始まった2005年当時と比べ、大多数の企業でグリーン・ビジネスの割合が増加しています。
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企業の取り組み関連
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●株式会社TOMUSHI | 有機廃棄物を餌として育つカブトムシでゴミを資源化し、地球に優しい未来を創る
カブトムシ好きの双子の兄弟が始めたのは、カブトムシによる資源の循環。
ゴミが餌となり、大きく育ったカブトムシが収入となり、環境を守る。夢のようなストーリー、どんどん読んでしまいました。今後の展開にも注目したいです。
●日本の研究グループが昆虫を使って食品廃棄物の臭いを抑える技術を開発!
※大きめの虫の画像が出ます
農研機構、東京大学、筑波大学の研究グループが開発したのは、虫を利用して悪臭を激減させる技術。
生ごみやふん尿などを食べて育つアメリカミズアブの幼虫は、排泄物などに大量の腸内細菌が含まれており、これが効果を発揮することがわかったのです。
ニワトリや養殖魚の餌としても注目される虫で、新たな昆虫産業として今後広がっていくかもしれません。
●avatarin株式会社|瞬間移動サービスで移動の民主化!アバターロボットですべての人が持続的に誰でも、いつでも、どこへでも移動できるように
avatarin株式会社は、ANAホールディングス初のスタートアップ企業。
瞬間移動とは!?と驚きましたが、記事を見て納得しました。たしかにこれなら、世界中どこでも一瞬で必要な人材が飛んでいけますね!
●【SDGs】竹の可能性を引き出し次世代へつなぐ(動画)
社会課題となっている放置竹林の問題解決の取り組みを動画で紹介しています。
成長がとても早い竹は、日光をさえぎって他の植物の成長を妨げたる可能性などが懸念されるほか、土砂災害や獣害の要因にもなります。
若林氏は、そうした竹の特徴を活かした商品開発などの活動をしています。
●「後継者インターンシップ」で次世代の担い手を!日本の美しい伝統技術と文化を守る
深刻な後継者不足という社会課題と向き合う、「株式会社ニッポン手仕事図鑑」の取り組みを紹介。
伝統工芸産業の職人と職人になりたい学生や若者をマッチングでつなぎ、直接会ってコミュニケーションを取る機会などを提供しています。
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イベント・セミナー関連
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申し込み方法など、詳細はリンク先をご確認ください。
【2月20日(火)〜22(木)】
SDGs・ESG支援 EXPO
企業のSDGs、ESG、脱酸素経営を支援する最新ソリューションの展示会。
会場では業界トップ企業の役員らによるセミナーも予定されています。
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グリーゼからのお知らせ
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SDGsやサステナビリティに関する192のキーワードをまとめた用語集を作りました。
以下よりダウンロードいただけます。
御社のSDGs・サステナビリティーの取り組みに、ぜひお役立てください!
◎SDGs用語集(全192用語)
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最後に、新年の風物詩の話題をご紹介。
●ニューイヤー駅伝もSDGs 放送にグリーン電力、中継車に水素燃料
約7時間にわたる生中継は、CO2排出実質ゼロで放送。
水素中継車は、環境だけでなく後方を走る選手たちの排ガスによるストレスを抑える目的でも導入されています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次号もお楽しみに!
*この記事は2024年1月30日現在の情報を元にしています
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください