こんにちは。
SEO最新ニュース担当、粕谷知美です。
アクセス解析で一般的に用いられている「Google アナリティクス」。
2020年10月に次世代バージョンにあたるGA4がリリースされました。
この間、GA3とも呼ばれる「ユニバーサルアナリティクス(UA)」バージョンとGA4が共存していたのですが、7月からUAバージョンによる測定が終わり、GA4バージョンだけとなりました。
GA4の導入はお済みですか?
新しい仕様にとまどっている方もいるのではないでしょうか。
今回のSEOニュースはGA4 の話題から始めます。
それではさっそく、スタートです!
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Google関連
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●[GA4] 次世代のアナリティクス、Google アナリティクス 4 のご紹介
SEO対策と効果測定はセットです。
効果を無料で測定できるGoogle Analyticsを上手に活用したいものです。
そこで今回のSEOニュースは、GA4の基本を解説しているGoogleの記事をご紹介します。
GA4の導入方法も書いてあります。
最新記事ではありませんが、お困りの方がいるかもと思い取り上げました。
「SEOの効果測定ができない!」とあわてる前に、本記事をご確認くださいね。
●GA4がようやくAMPをサポート
こちらは先月公開された記事です。
すでにGA4をお使いなら、気になっていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
AMPとは、Accelerated Mobile Pagesの略称で、Webコンテンツを瞬時に読み込んで表示する方法のことです。
AMPはGoogleが推奨しているにも関わらず、これまではGA4でサポートされていなかったのですが、サポートされるようになりました!
これにより、GA4 を使用してウェブサイトのパフォーマンスを測定できるようになります。
<あわせて、以下の記事もお読みください>
※関連情報:AMP ページにアナリティクスを追加する
●なぜGoogleはソーシャルシグナルをランキング要因として利用しないのか?
ソーシャルシグナルとは、Twitter や Facebook のようなソーシャルメディアでの「いいね」や「シェア」など、ユーザーのインタラクションのことです。
これまでSEO対策といえば、内部対策、外部対策が知られていました。
さらに「ソーシャルシグナルも検索結果に影響を与えはじめているのでは...」と言われていたのですが、この記事によると、 「Google はソーシャルシグナルをランキング要因として利用しない」。
理由は、「予告なく終了する可能性があること」「プライベートのコンテンツであること」だそうです。
●動画のサムネイルをGoogle検索結果に表示するには、ページの完全な先頭に動画を設置しなければならないのか?
2023年6月の英語版オフィスアワーで取り上げられた
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4月13日以降、サムネイルをSERPに表示させるには、ビデオがページのメインコンテンツでなければなりません。「メインコンテンツ」とは、ビデオがページの最初の要素でなければならないということでしょうか?
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という質問とそれに対する回答と解説を日本語で紹介しています。
※英語でのやりとりで確認したい方はこちらからどうぞ!(動画です。音が出ます)
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コンテンツSEO関連
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●ページ速度の改善はGoogleの言う有益なコンテンツにとって重要か?
本記事は、Search Engine Journalに掲載された記事を翻訳したものです。
回答は、「ページスピードは、ユーザーエクスペリエンスにプラスにもマイナスにも影響する技術的なSEOタスクですが、ページ上のコンテンツの内容とは関係ない」とのこと。
「真に検索者にとって有益であるとはどういうことなのか」をテーマに、文字数やフォーマットなどについても言及している記事です。
●SEOの基本:検索意図(インテント)とクエリタイプの分類と考え方
SEOコンテンツを制作する際、ユーザーがなぜその検索キーワードを入力したのか、その背景としてどのようなことがあるのか、といった「検索意図」を知ることはとても大事です。
この記事では、ユーザーの検索意図や分類法と、各分類に対応する検索意図の特徴を具体例を挙げて紹介しています。
「検索意図なんてわかっているよ」という方でも、参考になることがありそうです。
●文字と行間の大きさは何が良い?読みやすさとKPI両立への挑戦
「スマホ向けのWebページにおける最適なフォントサイズと行間は?」
こんな問いにYahoo!ニュースの記事を使って取り組んだ実験の結果が公表されました。
良質なコンテンツをストレスなく読んでもらうために、参考にしたい記事です。
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SEO最新ニュースはいかがでしたか?
先日、ある会合で友人がスピーチするのを聞きました。
内容がとてもよくて、参加者がみな絶賛したのですが、なんと、原稿は生成AIサービスが作ったものでした。
どんな会合なのか、これまでどんな活動をしてきたのか、苦労したことや楽しかったことなどを盛り込んでほしいと伝えて生成された原稿を、他のメンバーに読んでもらい微調整したとのこと。
やはり、生成AIサービスの活用には、条件提示が大事ですね。
今月はこの辺で。
次号もお楽しみに!
*この記事は2023年7月11日現在の情報を元にしています
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください