2018年8月1日、toBeマーケティング株式会社様とC-M-P株式会社様と株式会社グリーゼの共催で行われた「〜MA導入企業の事例から学ぶ〜Webサイト/コンテンツによって成果を上げるPardot活用」セミナー。第一部は「〜Pardotを活用し成果を出すために〜 MAで商談を創出するためのWebサイト/コンテンツのポイント」、第三部は「Pardot活用を意識したサイト制作・運用のポイントと解析・検証について」でした。第二部を担当させていただいた弊社取締役の福田は、MAを成功させる「コンテンツ制作のポイント」にスポットを当てて、お話しさせていただきました。今回は、グリーゼが担当したセミナーの内容について、ご紹介いたします。
~目次~1.セミナー概要2.マーケティングオートメーション運用に必要なコンテンツとは?成功する企業はカスタマージャーニーマップを作っている活用事例が証明!カスタマージャーニーマップの成功法則3.目的別コンテンツの作り方サイトに集客するためのコンテンツ作りリード獲得のためのコンテンツ作りリード育成のためのメールマーケティング4.さいごに「マーケティングオートメーション活用を成功させるコンテンツの作り方」参加者の声
〜MA導入企業の事例から学ぶ〜
Webサイト/コンテンツによって成果を上げるPardot活用
□開催日:2018年8月1日(水)16:00~19:00
□テーマ:第二部
マーケティングオートメーション活用を成功させるコンテンツの作り方
□講 師:株式会社グリーゼ 取締役 福田多美子
□会 場: toBeマーケティング セミナールーム
東京都千代田区内幸町1丁目3-2 内幸町東急ビル8F
マーケティングオートメーションを運用する際に、設計の段階で作っておきたいのが「カスタマージャーニーマップ」です。お客様が自社の製品やサービスを知り、最終的に商談化、成約に至るまでのプロセスを図式化したものになります。
面倒に思われるかもしれませんが、カスタマージャーニーマップを作ることには、大きな意味があります。MA運用で成功している企業の多くが、カスタマージャーニーマップを作っているといっても過言ではありません。なぜなら成功法則があるからです。
活用事例が証明!カスタマージャーニーマップの成功法則
カスタマージャーニーマップを作ると、「成約」までの道のりが可視化されます。そうすることで、目標成約数を達成するには、「商談化」に何件必要で、「セミナー参加」に何件必要で...というKPIを算出できるようになります。つまり、ジャーニーマップを作成することで、売上目標から逆算して打ち手が見えるようになるというわけです。
カスタマージャーニーマップを作ると、どのステージの人に対してどんなコンテンツを届ければよいのか、仮説を立てることができます。仮説を立てる際には、必ずコンテンツの目的を考えましょう。例えば「集客のためのコンテンツとは?」「リード獲得のためのコンテンツとは?」「リード育成のためのコンテンツとは?」といった具合です。
次に、それぞれの目的別のコンテンツの作り方について考えていきます。
サイトに集客するためのコンテンツ作り
集客とは新規顧客を自社サイトに集めることです。サイトに人を集めるために必要なのは、「検索されるコンテンツを作る」こと。なぜなら、検索してたどりついた顧客は、コンバージョンにつながる可能性が高いからです。そのためには、顧客がどんなキーワードで検索するかを考えることが重要です。正しいキーワード選定を行い、そのキーワードで顧客に役立つコンテンツを作らなければいけないのです。
リード獲得のためのコンテンツ作り
サイトに集客ができたら、次のアプローチに向かうため、リード獲得を目指します。リード獲得とは、メールアドレスを取得することです。リードを獲得する方法として、会員登録やメールマガジン登録などがありますが、もうひとつおすすめなのがダウンロードコンテンツの作成です。顧客の興味をそそるホワイトペーパーを作成し、ダウンロードさせる際にリードを獲得する仕組みを作るという手法になります。
リード育成のためのメールマーケティング
リードが獲得できたら、次に目指すのはコミュニケーションを深め、ホットになった顧客を営業につなげるためのメールマーケティングになります。メールマーケティングで大事なのは「1メール=1テーマ」で作成するということ。最近は、BtoBのメールであってもスマートフォンで読まれることが多く、欲張って詰め込みすぎたメールは最後まで読んでもらうことができません。
セグメント配信し、必要な情報を必要な人だけに届ける...その考え方でメールマーケティングを進めると、成功しやすくなります。
「マーケティングオートメーション活用を成功させるコンテンツの作り方」参加者の声
セミナー終了後、参加者の皆さんから寄せられた感想の一部をご紹介します。
「コンテンツ作成において、ステージ毎にKWやコンテンツを書きだし、作成物の精度や新規製作物を明確にすることが、特に勉強になりました。」
「今日のようなシナリオ設計やレポーティングのセミナーがあると嬉しいです。」
「話が具体的で、とても参考になりました。」
「社内のリソース不足が課題なので、いかに効率よくコンテンツを増やすか、今後具体的に検討したいと思います。」
今回のセミナーで、「何が課題なのか分かった」「社内にもちかえって検討したい」という感想を数多くいただきました。同時に、「具体的な説明で分かりやすかったが、さらに詳しく教えてほしかった」という、うれしいリクエストも頂戴しました。
※リード獲得に有効な、ダウンロードコンテンツ。グリーゼではその作成法や活用法についてもセミナーで具体的にご紹介しています。こちらのセミナーレポートもぜひご覧ください。
※グリーゼでは、「カスタマージャーニーマップの作り方」から「コンテンツの作り方」まで、各項目をさらに詳しくご説明するセミナーを単独開催しています。Pardotユーザー以外の方も対象となっていますので、こちらからご確認のうえ、ぜひご参加ください!