2018年8月9日、カイロスマーケティング株式会社様と株式会社グリーゼの共催で行われた「Webマーケティング成功の黄金律~マーケティングオートメーションを動かすコンテンツの作り方~」セミナー。第二部を担当させていただいた弊社ディレクターの小幡は、「マーケティングオートメーション運用を成功させるコンテンツの作り方」について、お話しさせていただきました。
マーケティングオートメーションを上手にまわしていくには、質の高いメールアドレスを獲得(リード獲得)することが必須。今回は、この「リード獲得」に最適な方法を中心にご紹介していますので、ぜひご覧ください。
~目次~1.セミナー概要2.マーケティングオートメーションに必要なコンテンツとは?3.新規顧客を集めるためのコンテンツ(集客)4.メールアドレスを獲得するためのコンテンツ(リード獲得)リード獲得に調査レポートをおすすめする3つの理由5.リードを育成するためのメールマーケティング(育成)
Webマーケティング成功の黄金律
~マーケティングオートメーションを動かすコンテンツの作り方~
□開催日:2018年8月9日(木)15:00~16:30
□テーマ:第二部
マーケティングオートメーション運用を成功させるコンテンツの作り方
□講 師:株式会社グリーゼ ディレクター 小幡悦子
□会 場:カイロスマーケティング株式会社 セミナールーム
〒160-0004 東京都新宿区四谷3-1-4 斉藤ビル4階
マーケティングオートメーションを運用するために必要なコンテンツを考える前に、作っておきたいのが、カスタマージャーニーマップです。カスタマージャーニーマップとは、お客様との出会いから成約に至るまでのプロセスを図式化したものです。
上記は一つの例ですが、きちんと図式化することで、「必要なコンテンツは何か」といった仮説を立てることができるようになります。
また、コンテンツは何となく作るのではなく目的を踏まえて考えることが大切です。もう少し詳しくお話ししましょう。
新規顧客を集めるために必要なのは、「検索されるコンテンツを作る」ことです。検索してたどりついた顧客は、コンバージョンにつながる可能性が高いというのがその理由で、そのために重視したいのが「キーワード選定」です。
自社が検索されるにあたって、顧客はどんなキーワードを使うのか?そのキーワードでたどりついた顧客に役立つコンテンツは何か? それらを考えてコンテンツを作ることが必要になります。
また、キーワードを効率的に使ってコンテンツを作るという「キーワードライティング」の知識を身につけることも必須といえるでしょう。
リードを獲得するには
・メルマガ登録申込フォームの設置
・会員登録フォームの設置
・セミナー申し込み、問い合わせフォームの設置
など、メールアドレスの記入が必要なフォームをサイトに設置しておくことが必要です。
しかし集客したばかりの顧客に、いきなりメルマガ登録やセミナーの申し込みといったアクションを促すのは難しいものです。そこでリードを獲得するためにグリーゼがおすすめしているのが、「調査レポート」です。
リード獲得に調査レポートをおすすめする3つの理由
理由1:質の高いコンテンツを作ることができる
調査レポートは、基本的に以下の流れで作成します。
(1)テーマを決める(ゴールを決める)
(2)ゴールに導くためのアンケートを実施
(3)アンケート結果をもとにレポート作成
アンケートの結果を元にするので、データに客観性のある、唯一無二のコンテンツを作ることができます。
理由2:リードを獲得しやすい
調査レポートを作ったら内容を簡単にサイト上で紹介し、「続きを読みたい方はこちら」として調査レポートのダウンロードを促します。このときにメールアドレスを取得する仕組みを作っておきます。メルマガ登録や会員登録よりもハードルが低い方法なので、リードを獲得しやすくなります。
理由3:プレスリリースとの合わせ技で効果倍増!
調査レポートは、プレスリリースと同時に発行すると効果的です。なぜなら、プレスリリースを使えばメディアに注目される可能性が高まるからです。グリーゼでも、「BtoB企業マーケティング実態調査」というコンテンツを作成し、プレスリリースを出しました。そのプレスリリースをITメディアマーケティング様に取り上げていただき、多くの方に認知していただくことに成功。もちろん、同時にリード獲得数も増やすこともできました。
リード獲得の次は、そのリードを育成します。育成するために用いるのが「メール」です。そのリードが必要としている情報をタイムリーに届ける必要があります。
大切なのは、1通のメールにあれもこれもと詰め込みすぎないこと。メールは、移動中などのすき間時間で読まれることが多いので、短時間でも読み終えるくらいの短さにすることが重要です。「1メール=1テーマ」で書くことを意識しましょう。
マーケティングオートメーションを活用しているからこそ、メールマーケティングのセグメントは容易です。「さまざまなことを伝えたい」ではなく、「Webコンテンツへ誘導すること」を目的と捉え、必要な方へ必要な情報だけをお届けすることが大切です。
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セミナー後は、多くの受講者が会場に残り、コンテンツ制作やMAの運用について、自社の抱える課題を相談されていました。
※「MAの仕組みは理解しているが、実際の運用がうまくいかない」。そんな声にお応えし、「カスタマージャーニーマップ成功の法則」を紹介するセミナーも実施しました。こちらからお読みください。
今回は時間の関係で、すべてをお伝えすることはできませんでした。そのため、「カスタマージャーニーマップの作り方をもう少し詳しく教えてほしい」「調査レポートの作り方を、もっと具体的に知りたい」などのお声をたくさんいただきました。
※グリーゼでは、これらのお声に応える単独セミナーを開催しています。こちらからご確認のうえ、ぜひご参加ください。