こんにちは。グリーゼの 福田多美子 です。
4月になり心機一転。グリーゼでも新しい業種、業界の方からのお問い合わせが増え、新鮮な気持ちで新年度を迎えています。
先日は、ある住宅メーカーから、ランディングページ制作のご相談をいただきました。
弊社にて企画からお手伝いすることになり、全体の流れを確認する打ち合わせの際に、こんな質問をいただきました。
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◆Q: ランディングページから何にコンバージョンさせればよいですか?
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この住宅メーカーでは、これまでFacebook等の広告からの誘導先として、自社のWebサイトのトップページを設定していました。
トップページには、自社の家づくりの特徴があれもこれもと掲載されています。
また、トップページには物件紹介、特徴、お客様の声、会社概要などたくさんの「リンク」があり、せっかく誘導したユーザーをしっかりクロージングに結び付けることができていませんでした。
というか、どこに誘導するかを明確に考えていませんでした。
今回、ランディングページを作るにあたり、ランディングページに設置するボタンをひとつに絞り、ボタンのクリック率をKPIとして分析していくことになったのです。
ランディングページにどんなボタンを設置して、何にコンバージョンさせればよいですか?
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◆A:誘導元のメディアで考えよう
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今回、候補に挙がったボタンとしては、以下のものがあり、現地見学に来てもらうことが、もっとも売り上げにつながりやすいとのことでした。
・問い合わせ
・現地見学申し込み
・資料請求
ただし、今回は新規のリードを獲得することを目的として、ランディングページへの誘導元をFacebook広告に集中させようということになっていました。
Facebook広告で「住宅メーカーの広告」に反応する人は、どんな気持ちでクリックするのでしょうか?
おそらくそれほど「住宅を買いたい」というモチベーションが強くないでしょう。
コミュニケーション目的でFacebookを見ているときに「住宅についてちょっと気になった」「そういえばそろそろ住宅も・・・」というレベルの人がクリックするケースが多くなります。
このように考えると「現地見学申し込み」や「問い合わせ」は、時期尚早かもしれません。
「資料請求」なら「現地見学申し込み」や「問い合わせ」に比べてユーザーの心理的な障壁も低く、ボタンをクリックしてもらえる可能性も高まります。
このように、ランディングページに置くボタンを決めるときは「どんなメディアからどんな気持ちのユーザーを誘導してくるのか」を考えることが大切ですね。
既にユーザーとのコミュニケーション(ナーチャリング)が進み、気持ちがホットになっている場合であれば、現地見学申し込みや相談会などの「対面できる場所」をコンバージョンポイントとして用意することが可能となります。
ランディングページを作るときは、ユーザーをどこから連れてくるか(入り口)と、ランディングページから何にコンバージョンさせるか(出口)をしっかり設計しましょう。
▽▽▽福田多美子の「イチオシ!」▽▽▽
資料請求のフォームを作るとき、どんな項目を取得するかも重要です。
たくさんの項目を聞こうとすると、離脱されてしまう可能性も高くなってしまいますよね。
資料請求フォームの作り方が気になる方は、以下をダウンロードしてください。
▼【調査結果発表】 資料請求フォームにおける課題
http://gliese.co.jp/whitepaper/report_efo/
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編集後記
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グリーゼでは、社内勉強会が盛んです。
最近のテーマはもっぱらマーケティングオートメーション。
3月から4月にかけてはMarketoの使い方を中心にしたセミナーを5回開催。
4月後半からはPardotの資格取得をめざすための社内勉強会が始まります。
新しいことを覚えること、チャレンジすることは楽しいですよね。
私は個人的に4月からマラソンにチャレンジします!
長い登り坂が辛かった山ガール。卒業する日も近いかもしれません(笑)
それでは今回はこのへんで!
次回は、江島民子がお届けします。
お楽しみに!
*この記事は2018年4月12日現在の情報を元にしています。
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