こんにちは。グリーゼの 江島民子 です。
マーケティングオートメーション(以下、MA)を導入している企業が、だいぶ増えてきましたね。
「オートメーション」という言葉の響きに、何か夢のような未来が待っているような気がして、ワクワクする方も多いのでしょう。
最近では、Webマーケティングに力を入れていなかった企業さまからも、こんな↓お問い合わせをいただくことが増えてきました。
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Q: うちもMAを導入したほうがいいでしょうか?
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このような質問が出てくる背景には、「今や、どんな企業も、情報発信に無縁ではいられない」という市場環境があると思います。
例えば、「技術力も実績も業界№1で、特にWebマーケティングなどしなくても圧倒的なシェアを誇っていた企業さま」ですら、情報発信の上手な新進企業に、少しずつ顧客を奪われている・・・ということがあちこちで起こっています。
そこで、
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危機感を持っている経営陣:「うちも新進企業に負けないように情報発信しなさい!」
担当者A:「情報発信といえば、メルマガですかね?」
担当者B:「メルマガ、いままでは年に数回しか出してなかったけど、もっと真剣に取り組んでみましょうか」
担当者C:「いやいや、メルマガなんてもう古いよ!今やMAを使って情報発信するっていう時代になってきているらしいよ」
担当者A,B:「な、なにぃ!?じゃあ、うちもいますぐそのMAとやらをいれましょう!!」
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となるらしいのですが・・・ちょっと待ったぁ!
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◆A: まずはメールマーケティングにしっかり取り組みましょう
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メールマーケティングにちゃんと取り組めていない企業さまがMAを導入した場合、十中八九、MAは「ただのメール配信システム」と化してしまいます。
メールマーケティングだけでも、運用には結構な負荷がかかり、不慣れな企業さまはそれだけで"いっぱいいっぱい"になってしまうからです。
メール配信システムは、かなり高機能なものでも、月額1万円~。
一方MAだと比較的リーズナブルなものでも、月額3万円~程度はします。(もっと安価なものもありますが、その場合、メール配信機能に関しては、高機能なメール配信システムより劣ったものになってしまいます。)
情報発信の中心に「メール」を据えたいのであれば、まずは高機能なメール配信システムを徹底的に使い倒してから・・・でも、遅くはありません。
以下に簡単なチェックリストを記載しておきますので、これらに全部チェックがつくようになってから、MAを導入することをお勧めします。
□メールマガジンを定期的・継続的に配信している
□一斉配信だけではなく、お客さまの属性(購入商品、購入金額、購買ステージなど)によってセグメントしたメールも配信している
□メールの差出人名に営業担当者名を入れる/件名にお客さま名を入れる/本文に購入商品名を入れるなど、OnetoOneなメールを配信している
□メールを配信したあと、毎回開封率・クリック率などを分析し、改善につなげている
貴社はいくつチェックがつきましたか?
▽▽▽ 江島のイチオシセミナー ▽▽▽
いろいろな企業さまのカスタマジャーニーマップを作っているうちに、ほとんどのBtoB企業に共通する成功パターンがあることに気づきました。
名付けて「Webマーケティング成功の黄金律」。
知りたい方は、ぜひご参加ください。
▼ BtoB企業のためのメールマーケティング実践セミナー
http://gliese.co.jp/seminar/2018-05-15/
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編集後記
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既にご存じの方も多いと思いますが、私は「おとりよせネット」というサイトで、「お取り寄せの達人」という仕事(?)をしています。
年に4回、オススメのお取り寄せをご紹介しているのですが、最近はネタ切れ気味。
理由は、 ふわっふわのシフォンケーキは、ここ!
うま味がぎゅっと詰まったベーコンは、ここ!
どんなお料理も引き立ててくれるお手頃価格のワインは、ここ!・・・ というように、信頼できるお店がだいぶ増えてきて、新しいお店で買い物をすることが少なくなったからです。
でも、いまのところ「これ」といったお店が見つけられていないのが「常備菜」。
私が出張続きのときに、おなかをすかせたムスメたちがチンしてすぐに食べられるような、安心安全で・おいしくて・手軽な冷凍の常備菜を販売しているECサイトをご存じでしたら、ぜひ教えてくださいね。
次号は、福田多美子がお届けします。
お楽しみに♪
*この記事は2018年4月26日現在の情報を元にしています。
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