こんにちは。グリーゼの 福田多美子 です。
7月にオープンした某オウンドメディアでは、弊社はコンテンツ制作チームの一員として、3名のライターがかりきりで準備をしてきました。オープン当日は記者発表などもあり、サイトへの訪問者数も想定以上で、ほっと一息していたところ・・・
つい先日のミーティングで、こんな課題が飛び出しました。
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◆Q: コンバージョンポイントが課題!登録を増やすには?
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何よりも先にサイト公開日が決まってしまった当プロジェクト。弊社が担当するコンテンツ制作チームも大忙しでしたが、Webサイト制作チームも日々デザインを練り、コーディングを進め、テストを行い、オープン当日までようやくこぎつけた感じでした。
それでも無事にオープンし、記者発表の成果もあって、サイト訪問者は期待以上でした。
このサイトでは、2つのコンバージョンポイントを設けています。
ひとつは「会員登録」です。会員になると会員だけが閲覧できるコミュニティサイトにログインできるようになります。ただし「会員」になるためには、個人情報をいろいろと登録しなければならず、初めてこのサイトに訪問した人にとっては、心理的な障壁を感じてしまうのではないでしょうか?
そこで設けたのが、メールアドレスだけで登録できる「メールマガジンの申し込み」フォームでした。
ところが、メールマガジンの申込者数が思ったように増えず、ミーティングの席で「メールマガジンへの申し込みを増やすには?」という質問が出ました。
あなたなら、どう答えますか?
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◆A:メールマガジンを読むメリットを明記しよう
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ミーティング参加者の方にこんな質問をしてみました。
「みなさんは、自ら進んで、メールマガジンに登録しますか?」
このメールを読んでいるみなさんは、どうでしょうか?
「ノー。登録しないよ」という方が多いのではないでしょうか
私自身も、自分がECサイトのメールマガジンの執筆担当者だったときは(20年くらい前です)、たくさんのメールマガジンを読んで研究していましたが、いまはすっかり自ら進んで登録することが少なくなってしまいました。
では、どんなときに、メールマガジンに登録しますか?
この質問をミーティング参加者にしてみると、こんな答えが返ってきました。
「自分にとって、得になるかもって思ったとき」
「自分の仕事にとって必要な情報が受信できるとわかったとき」
「ここでしか読めない情報だな、と思ったとき」
「発信者が、信頼できる人だって納得できたとき」
そうですよね。
このオウンドメディアでは、大きな文字で「メールマガジン登録」と書いてあり、登録フォームがポンと置いてあるだけでした。これでは登録する人は増えませんよね。
結論としては・・・
メールマガジンへの登録を増やしたいときは、登録フォームだけ置いておいてもダメです。
サイト上のメールマガジン登録フォームの近くに、以下を明記しておきましょう。
・メールマガジンの内容(ここでしか読めない情報を発信しましょう)
・メールマガジンを読む理由、読むメリット
・メールマガジンの発信者情報(信頼できる発信者であると分かるように)
また、バックナンバーを置いて、過去にどんな情報発信をしていたかも見せてあげましょう。
▽▽福田多美子の「イチオシ!」▽▽
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編集後記
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昨年の今ごろは、初めての富士山登頂を終え、あまりの辛さに
「もう2度と富士山には行かない」
「なんなら山ガールもやめてやる~」
と思いながら筋肉痛の足をさすって泣いていました。
それでも、山好きな友だちに連れられて月に1~2回は山に行き、山頂でおいしい山ご飯を作ってもらって食べたりしていると、富士山の苦しかった思い出も薄れてくるものです。
今年の夏は、また別の景色を見るために、新しい山に挑戦してみようと計画しています。
きれいな写真が撮れたら、Facebookでアップしたいと思います。このメルマガでも報告しますね!応援していてくださいね(^^)
それでは今回はこのへんで!
次回は、江島民子がお届けします。
お楽しみに!
*この記事は2018年8月9日現在の情報を元にしています。
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください。