こんにちは。グリーゼの 福田多美子 です。
「自分宛てのメールマガジンやご案内メールを解除したことはありますか? どんな時、解除しますか?」
「自分に関係のないメールだと感じた時、解除します」
「件名でおもしろそうと思って開封したのに、本文には別の話が書いてあった時」
「頻度の多いメールマガジンは迷惑なので即解除」
これは、先日行ったメールライティングセミナーでの講師と受講者の方とのやりとりです。
いろんな理由で、読者はメールマガジンを解除することがわかります。
では、メールマガジンを発行する立場の担当者は、どんな工夫をして、メールの解除を防げばよいのでしょうか?
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Q:メールの解除率を下げるには?
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せっかく取得したメールアドレス。解除されてこちらからメールを送れない状況になってしまうというのは、機会損失につながります。
できれば、ずっとコミュニケーションを取り続けて、タイミングがあった時にご注文、ご相談をいただきたいと考えている方が多いのではと思います。
メールを解除されないためには、いくつかの方法がありますが、私の体験をお話します。
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A:読み続ける理由となるコーナーを設けましょう
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以前、おもちゃ屋さんのメールマガジンを担当していました。毎週新商品のおもちゃが発売されるので、メールマガジンにはたくさんの商品が並びます。木のおもちゃ、音の出るおもちゃ、運動に使えるおもちゃ、知育玩具などさまざまです。
ところが読者であるお母さんたちは、毎週おもちゃを買うわけではありませんよね。お誕生日とクリスマスに買うというママがほとんどでした。
商品の羅列だけでは、飽きられてしまいます。
そこでメールマガジンの中に「子育てコラムのコーナー」を設けました。「子育てあるある」をテーマに、スタッフが交代で育児体験を書くことにしたのです。
すると読者であるママたちから「うちも同じ悩みがある」「参考になった」「こんな場合はどうすればよいですか?」などとメールが届くようになったのです。
このコーナーは人気コーナーに成長し、育児コラム目当てに読み続けてくれる読者が増えました。
このようにメールマガジンの中に読み物コーナーを設けることによって、読者にとって「読み続ける理由」ができるのですね。
これが、解除率を下げるためのひとつの工夫です。
メールの解除率を下げる方法はこれだけではありません。
興味のある方は、こちらをご覧くださいね。
*** サイトリニューアルのお知らせ ***
すでにご覧になっていただいたかもしれませんが、弊社の公式サイトがリニューアルしました。
▼「コンテンツが、人を動かす!」コンテンツマーケティングのグリーゼ則
夏くらいから準備をはじめて、以前の公式サイトに掲載していたコンテンツを整理したり、新しいコンテンツを作ったり・・・
制作会社さんのおかげで、ようやく公開に至りホッと一息しているところです。
オウンドメディアもできましたので、合わせてご覧いただけたら嬉しいです。
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編集後記
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樹木希林さんが出演された映画「日々是好日」を観ました。
黒木華さんが演じる「やりたいことが見つからない」若い女性と、樹木希林さん演じるお茶の先生との会話にいちいち「考えさせられたな~」という映画でした。
樹木希林さんご自身の言葉だったのかな、と思うセリフを拾い集めながらとぼとぼ自宅に戻り、忙しがっている自分自身を反省しました。
映画を観ることは、若いころは発散!という目的が強かったのですが、最近は考えるため、感じ入るために観ることが多くなりました。ひとりで映画館に行く時間、大事です。
みなさんは、どんな時に映画に行きますか?
それでは今回はこのへんで!
次回は、江島民子がお届けします。お楽しみに!
*この記事は2018年11月15日現在の情報を元にしています。
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