こんにちは。グリーゼの 福田多美子 です。
猛暑のなか「コンテンツマーケティングに取り組みたい」という企業様からのご相談が絶えません。
うれしいことです。
ご相談内容はいろいろですが、圧倒的に多いのは「コンテンツが足りない」という課題です。
そして多くの場合「コンテンツのネタがなくて作れない」とお困りになって、弊社にお問い合わせをいただきます。
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◆Q: セミナーレポートを作る目的と掲載方法を教えて
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先日ご訪問した企業様も「コンテンツマーケティングに取り組んでいるが継続的にコンテンツを作ることができず、コンテンツ不足に悩んでいる」というお問い合わせでした。
ご担当者の方は「コンテンツの重要性は社内でも理解しているが、弊社の場合、ネタがないんですよね」と口を開きました。
「御社は定期的にセミナーを開催されていますよね。セミナーレポートは作られていますか?」とお聞きすると
「作っていません。ちょうど来月も、自社開催のセミナーがあります。
セミナーレポートを作る目的と掲載方法を教えてください」 と質問されました。
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◆A:2つの目的、2種類の掲載方法があります
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セミナーレポートを作る目的は、次の2つがあります。
目的1:自社の信頼度を高めるため
セミナーを開催し、講師を務めるということは、セミナーテーマに関する知見があることの実証になります。
例えば、弊社は ・コンテンツライティング講座(書き方編)
・コンテンツライティング講座(構成編)
・コンテンツライティング講座(メール編)
を行っています。
これらの講師を務めるためには、コンテンツライティングに関する実績、知見が必要です。
セミナーを開催すること、受講者を集める集客力があること、好感触の感想などをいただけることなどは、いずれも自社の信頼度を高めることにつながります。
セミナーレポートを作るひとつめの目的は、自社の信頼度を高めるためということになります。
目的2:次のセミナーの集客のため
セミナーレポートには、実施したセミナーの内容を掲載します。
セミナー内容をすべて掲載してしまうとネタバレになってしまうので、セミナーの一部をクローズアップして掲載するケースが多いです。
セミナーテキストを抜粋して掲載したり、動画を掲載する場合もあります。
これらを見せることによって、セミナーを受講しなかった方に「おもしろそう。勉強になりそう。次回参加したい」と思ってもらえれば、成功です。
セミナーレポートを掲載する目的は、次のセミナーの集客のためでもあるのです。
また、セミナーレポートの掲載方法としては、次の2種類があります。簡単に説明します。
掲載方法1:Webコンテンツとして掲載する セミナーレポートをWebコンテンツとして掲載することによって、SEOの効果を狙うことが可能になります。
セミナー名や本文に入っているキーワードでの検索で、ヒットしやすくなります。
掲載方法2:ダウンロード用のPDF資料として掲載する セミナーレポートをWebにすべて掲載してしまうのではなく、ダウンロード用PDFとして掲載することもできます。
ダウンロードの際に、フォームで個人情報を登録してもらうことによって、リード獲得やナーチャリングの目的で利用することができます。
セミナーを実施したら、セミナーレポートを作ってみてはいかがでしょうか?
目的や掲載方法で迷ったら、いつでもご相談くださいね。
お問い合わせはこちら↓
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▽▽福田多美子の「イチオシ!」▽▽
弊社オウンドメディア「コンテンツマーケティングの成功法則!」の中から、オススメのコンテンツをご紹介します。
弊社の「コンテンツマーケティング担当者育成パック」の受講企業様が増えています。
ありがとうございます。
資料に受講者の方の感想も掲載しましたので、興味がある方はぜひご覧ください。
▼コンテンツマーケティング担当者育成パック・カリキュラム資料 https://gliese.co.jp/success/service/education.html
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編集後記
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夏山シーズンになり、週末にあちこちの山に出かけています。
先日は、目標でもあった「北アルプスの燕岳~常念岳」のコースに行き、約20キロの登山を初体験してきました。
この距離を歩けたということ、ベテランの友だちのペースについていけたことがすごく自信になり喜んでいると、ある友人がこんな話をしてくれました。
「私は北岳(富士山の次に高い山)に行くのが目標で、楽しみにして行ったんだけどね、途中で断念して引き返してきたの」と。
登山用アプリの地図を見ると、彼女が登った履歴が地図上で見えるのですが、途中で登ったり下ったりを繰り返して地図上の行動履歴がぐちゃぐちゃになっているところがありました。
「ここどうしたの?」と聞くと、「途中で断念して引き返したところ。でも下りながら振り返ってまた北岳山頂を見て、やっぱり行きたくなって登ってみたの。
登ってみたものの時間を冷静に考えると、日が暮れるまでに山頂に着けないか~と思って引き返したりして、結局2往復くらいしちゃったよ」と。
山に行き、途中で引き返すのは、とても勇気のいることです。
でも無理をして危険なことになってしまったり、周りに迷惑をかけたりすることを考えると、途中で引き返す判断は、とても立派で正しいことなんだなとわかります。
私はこれまで「行ったからには登りたい」という気持ちが強かったので、それって恥ずかしいことなんだと思い知りました。
「引き返す勇気」は、登山だけではありませんよね。
いろいろと考えさせられた友だちの地図でした。
それでは今回はこのへんで! 次回は、江島民子がお届けします。 お楽しみに!
*この記事は2019年8月15日現在の情報を元にしています。
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