こんにちは。
グリーゼの江島です。
新型コロナウイルス感染拡大の影響が、各所で出ていますね。
弊社にもさまざまなご相談が寄せられていますが、マーケティングオートメーション(以下、MA)導入企業さまからのご相談で最も多いのが、こちら ↓ です。
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Q:展示会が軒並み中止・延期になってしまいました。どうしたらいいですか?
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もともと、弊社にご相談をいただくきっかけとして、 「〇月に大きな展示会が予定されているので、そこで集めた名刺データに対してナーチャリング(育成施策)をかけるところから、MA活用を始めてきたい」
という案件が、非常に多いのです。
その場合、展示会開催の〇月をターゲットとして、ナーチャリング用のメールやWebコンテンツ・ダウンロード資料を用意したり、Webサイトをリニューアルしたり・・・ということを行います。
ところが、予定していた展示会が突然中止・延期になってしまった・・・こんなとき、読者様なら、どうしますか?
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A:展示会の目的によって、代替アクションを考えましょう
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展示会の中止・延期で困っているのはどこも同じですが、「困った困ったと言っていても、何も始まらない」と、いち早く代替案を実行し始めている企業もいらっしゃいます。
具体的な施策は、展示会の目的によって、2つに分かれています。
■1:展示会の目的が認知拡大であった場合
展示会に出展する目的が、「サービス名や社名の認知拡大をすることだった」というスタートアップ企業の施策は以下のとおりです。
1)Web広告による認知拡大
企業名・サービス名を一目で覚えられる・あるいは類似企業との違いが一目でわかるようなランディングページを作成し、リスティング広告やディスプレー広告などから、ランディングページに集客します。
2)テレビCM・交通広告による認知拡大
企業名・サービス名を一度で覚えてもらえる・あるいは類似企業との違いが一度でわかるようなテレビCM・交通広告を作成し、多くの人の目に触れるようにします。
最近BtoB領域では、タクシーの車内で流れる動画広告が、注目されているようです。
「それさぁ、早く言ってよ〜」のSansanや「ひらめ筋」のベルフェイスのように、ユーモラスなものや、
「ビズリーチ」や「b→dash(ビーダッシュ)」のように企業名・サービス名を印象付けられるCMが効果的といわれています。
■2:展示会の目的がリード(名刺情報)の獲得であった場合
展示会やセミナーで見込み客のリード(名刺情報)を収集し、そのリードに対してMAでナーチャリングしていく あるいは セールスがコンタクトをとってクロージングしていくというフローが確立している企業の施策は以下のとおりです。
1)リスティング広告からフォームへの誘導
ⅰ)ダウンロード資料 あるいは 申込制の動画デモなどを準備します。
ⅱ)リスティング広告からダウンロード資料や動画デモの申し込みフォームに誘導することによって、リードを獲得します。
2)コンテンツSEOからフォームへの誘導
ⅰ)ダウンロード資料、あるいは申込制の動画デモなどを準備します。
ⅱ)見込み客が検索していると思われる情報をブログ記事として制作します。
質の高い記事を制作することによって、検索エンジン上位表示を狙います。
ⅲ)上記の記事から、ダウンロード資料や動画デモの申し込みフォームに誘導することによって、リードを獲得します。
弊社では、今、上記のブログ記事やダウンロード資料・動画の制作のご依頼が急増しております。
広告やCMと、コンテンツSEOの違いは、以下のとおりです。
▼広告やCM
【メリット】
即効性があり、費用をかければ短期間でそれなりの成果が見込める
【デメリット】
継続的に費用がかかる
▼コンテンツSEO
【メリット】
制作したコンテンツは「資産」となり、長きにわたって価値を生み出してくれる
【デメリット】
短期間に大きな成果を挙げることはできない(成果が出るまでに時間がかかる)
メリット・デメリットをよく理解した上で、それぞれを上手に使い分けることによって、この非常事態を乗り切ってください。
▽▽▽ 江島のイチオシ!▽▽▽
弊社は、20年以上かけてテレワークの知見を蓄積してきています。
新型コロナウイルスの感染拡大を機にテレワークを導入した企業は、ぜひ以下を参考にしてください。
▼知らなかった!テレワークで「見えない相手」の不調を見抜く3つの予兆
https://gliese.co.jp/success/article/3.html
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編集後記
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新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が増えていますよね。
本当は本を読みたいけれど、最近さまざまな理由で読まなくなってしまったという方は、この機会にぜひkindleを試してみてはいかがでしょうか。
私がkindleをお勧めする理由は、以下の7つです。
1)なんといっても軽い!!
持ち歩くのが、全く苦になりません。
今まで、通勤や移動の時間に本を読みたいと思っても、重いので躊躇していましたが、kindleに替えてから本をよく読むようになりました。
片手で持てて、片手でページ送りできるので、電車で立ったままでも読むことができます。 寝る前に横になって読んでも、腕が疲れません。
2)本にスペースを占領されるストレスや、本を処分するストレスがなくなる
我が家は全員読書好きで、読むのが速いので、どんどん本が増えていきます。
すぐに本棚から溢(あふ)れます。散らかります。
整理して定期的にブックオフなどに売っていますが、売る本と残す本を仕分けるのも結構ストレス。これらから解放されたのも、嬉しいことのひとつです。
3)目に優しい
読書専用のメディアなので、スマートフォンより何倍も読みやすいです。
スマートフォンでずっと字を追っていると、だんだん目がかすみ、肩も凝り、字を読むのが嫌になってしまいますが、kindleだと仕事が終わってからでも「本を読もう」という気持ちになれます。
4)集中して読める
本を読むことだけに特化したメディアなので、途中でSNSからの通知メッセージが来たり、うっかりメールチェックをしてしまったりすることなく、読書に集中することができます。
5)家族で共有できる
誰かが読んでいる本を見て「それ面白そうだね、今度貸して」・・・こんなやりとりができなくなるのでは?というのが、kindleを買うかどうか迷った最大のポイントだったのですが、実際は1アカウントに何台も紐づけることができるので、自分が読んで面白かった本は勝手にムスメたちの端末に送り込んだり(笑)、ムスメたちが読んだ本で面白そうなものは自分も読んでみたり・・・ということができています。
6)ストックしておける
私は活字中毒なので、出張時は常に「持ってきた本を読み終わってしまって、次に読む本がなかったらどうしよう」という恐怖(笑)があります。出張先だと本屋さんがどこにあるかわからなかったり、買う時間がなかったりすることも多いのです。また、持ってきた本が意外と面白くなかったとか、その時の気分に合わなかったということもあります。でも、kindleなら何冊でも「これから読みたい本」をストックしておくことができて、その時の気分で選ぶことができます。無料版にも、読み応えのある本がたくさん揃っています。
7)お風呂でも読める
お風呂で本を読む習慣のある方も多いでしょう。紙の本は、湿気でぐにゃぐにゃになって大変ですよね。うっかりお湯の中に落としたりしたら目も当てられません。
その点、Kindleには防水機能つきのものもあるので安心です。バッテリーも非常に持ちがいいので、長風呂の方でもOKです。
いかかですか?「使ってみようかな」と思った方は、時々Amazonでセールをしていますので、そのときを狙って購入することをお勧めします。ちなみに、我が家では、1人1台kindleを持っています♪
次回は、「ファイヤースターターと麻ひもを使って火をおこし、たき火へと育てる術を手に入れた」と豪語するディレクター山口がお届けいたします。
お楽しみに♪
*この記事は2020年4月9日現在の情報を元にしています。
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください。