こんにちは。グリーゼのディレクター山口かおるです。
弊社にいただくご相談のうちでも、お客さまのサービスによって「どんな課題がどう解決されたのか」を具体的にご紹介できる「導入事例」執筆のご依頼は大変多いです。
取材先に伺うと、実際にサービスや商品を活用されている方から、導入による成果やメリットなどを直に伺うことができます。
導入事例は、読み手の方に、そのサービスを活用したらどんな効果が期待できるのか具体的にイメージしていただける、共感性の高いコンテンツになります。
その「導入事例」について、先日こんなご質問をいただきました。
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Q:導入事例は 「サイトに全文掲載」と「続きはダウンロード」、どちらがおすすめですか?
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導入事例は、全文がサイト上で読めるようになっているケースもあれば、一部だけをサイト上で表示し、続きを読みたい方にはダウンロードしていただくケースもあります。
ご質問をくださった企業さまでは、導入事例が全文、サイト上で読めるようになっています。
このスタイルではなく、すべてダウンロードさせる形にしたほうがよいのでしょうか。
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A:目的によって掲載の仕方を決めましょう
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コンテンツの全文をサイトに掲載するか、一部を表示させ続きはダウンロードしていただくか。
どちらか一方が「正解」ということはありません。迷った時には、目的に応じて掲載の仕方を決めるとよいでしょう。
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サイトに全文掲載するケース
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検索によってページへの訪問者を増やしたい時には、全文をサイトに掲載するとよいでしょう。
タイトル(h1タグ)、見出し(h2タグ、h3タグ)、本文にキーワードをちりばめて、SEO対策をしたコンテンツを掲載することで、検索者がキーワードで検索した時に、ヒットしやすいページになります。
キーワードを含めたタグライティングをしっかり行うことが重要です。
ただし・・・
サイトに全文を掲載してしまうと、ただ情報を提供するだけになりがちです。せっかくのサイト訪問者が、そのままサヨウナラにならないよう、
・コンテンツの最後に関連コンテンツへ誘導させてサイト内を回遊させる導線を作る
・メールマガジンやデモページなどに誘導する入り口を作る
などの対策をし、訪れた見込み客をそのまま逃さない工夫をしておくことが大切です。
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サイトに一部を掲載し、続きをダウンロードしてもらうケース
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リード獲得が目的の場合は、一部をコンテンツで見せて、続きはダウンロードしていただく掲載の仕方がよいでしょう。
ダウンロードするためのフォームを通過させることで、新規リードを獲得することができます。
また、すでに持っているリードのなかで、ホットになりつつある人たちに、ナーチャリングメールなどで導入事例のダウンロードを促すのもおすすめです。
ダウンロードした人は、確度の高い見込み客と考えられるので、そのリードの情報をインサイドセールスに渡してコンタクトを取るなど、効率のよいアプローチができます。
コンテンツの目的に応じて、コンテンツの掲載方法を変えることが重要です。
▽▽▽ 山口のイチオシ ▽▽▽
Googleの評価ロジックは頻繁に変更になります。先日も、「Core Web Vitals(コア ウェブバイタル)がGoogle検索のランキング要因になる」というアナウンスがありました。
「Core Web Vitals」とは?
どんな要素が重要視されているの?
導入は2021年からとのことですが、今のうちにこちらでチェックしておきましょう!
▼Core Web VitalsがGoogle検索のランキング要因になる
https://gliese.co.jp/success/article/core_web_vitalsgoogle.html
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編集後記
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6月までの自粛期間は、夫も在宅ワーク、大学生の息子と娘もオンライン授業になりました。
十数年前から在宅ワークのスタイルを基本にしてきた弊社でしたが、私が在宅で仕事をしている様子を、家族が見ることはほとんどなかったと思います。
これまで「お母さんは、時々パソコンに向かって、なんかしてる」くらいにしか思っていなかった子どもたちも、私が朝9時くらいから夕方(時には夜まで)仕事をしていることを、ようやく理解したようで、
先日、パソコンから離れられず食事の用意もしないで仕事をしていたら、息子が「キムチチャーハン(温泉卵乗せ)」を作ってくれました!
へたに「ヘルシーに作ろう」とか考えない男メシは、がっつりボリューミーな出来上がり。 とてもおいしかったです!
これに味をしめて、夕飯時になると、ことさら「忙しい感」を醸し出してみたのですが、男メシの登場は3回ほど・・・。
そうこうしているうちに通学も始まってしまいました。
「狭いわが家に大人が4人」は息苦しくもありましたが、また男メシ、食べたいなぁ~。
次回は、ディレクターの小幡がお届けします。どうぞお楽しみに!
*この記事は2020年7月23日現在の情報を元にしています。
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