こんにちは。グリーゼの 福田多美子 です。
先日、神奈川県の某女子高にお邪魔しました。SDGsのカードゲームを行うためです。
カードを使って地方創生をシミュレーションしながら、SDGsについても考えるという体験型のゲームです。全国の企業、学校、自治体などでも開催されていて、SDGs入門研修としての需要が増えているようです。
弊社でも社員研修として実施しましたので、カードゲームについてはこちらをご覧ください。
▼楽しみながらSDGsを体感できる カードゲーム『SDGs de 地方創生』をやってみた!https://gliese.co.jp/success/article/sdgs_card.html
ゲームを始める前に、女子高生からこんな疑問が飛びだしました。
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Q:女子高生でもSDGsに取り組めますか?
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私が訪問した日、高校では中間試験の最終日だったとのこと。午前中までびっしり試験を行い、ランチを食べたあとに、3時間のSDGsカードゲームが組まれていました。
数日間の試験を終え、疲れて机に伏せている子、眠そうにあくびを連発している子、何が始まるのか不安そうな子・・・
少し会話をすると、素直な高校生の笑顔を見ることができました。
彼女たちは学校の授業で、SDGsについての勉強をしたことがあるとのこと。ただし、各教科で断片的にSDGsについて学ぶので、全体像が見えにくいという課題もあるようです。
こんな声も聞こえてきました。
「SDGsって、学校で勉強しているけど、取り組みは国や企業の役目でしょ」
「女子高生でもSDGsに取り組めるの?」
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A:女子高生も、すでにたくさんのSDGsに取り組んでます
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私は、クラスの皆さんにこんな質問をしてみました。
「皆さんは、メルカリってやっていますか? またはいらなくなった洋服やバッグ、本などを、リサイクルに出したことはありますか?」
クラスのあちこちから「メルカリをやったことある」「ひとりっ子なので小さくなった服をリサイクルに出している」などと声が聞こえてきました。
私は続けてこう聞いてみました。
「メルカリは、どうして皆さんの不用品を預かって、他の人に渡すという仕組みを作り運営していると思いますか?」
頭の柔らかい女子高生たちです。私の質問を聞き、SDGsの17の目標をひとつひとつ読んでいき、SDGsのゴールの「12:つくる責任 つかう責任」にたどり着きました。
メルカリのWebサイトには、こう書いてあります。
https://about.mercari.com/sustainability/
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循環型社会の実現
株式会社メルカリは「捨てる」をなくし、必要なモノが、必要な人に、必要な量だけ届くような循環型社会を目指します。
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「女子高生の皆さんは、メルカリなどを通して、すでにSDGsに貢献しているんですよ」というと、プラスチック問題、地域のごみ拾いなど、他にもたくさんの「貢献」にリンクしたようです。
「SDGsって、自分たちにも身近なこと。すでにやっていること」とわかると、表情がパッと明るくなりました。
女子高生だけではなく、このメルマガを読んでいる皆さんの中にも「SDGsを自分ごとに感じられない」という方がいらっしゃるかもしれません。
グリーゼでは、企業研修としても、SDGsカードゲームをオススメしています。「SDGsの社内浸透のために、何をやったらいいかわからない」「自社でもやってみたいな」と思ったら、ぜひ、弊社にご相談くださいね。
▼SDGsカードゲームに興味ある方は、7月24日(土)横浜で!
https://gliese.co.jp/seminar/210724.html
▽▽▽ 福田多美子のイチオシ ▽▽▽
7月10日(土)に、ヨコハマSDGs文化祭に出展することになりました。トークイベント、ライブ、映画上映などさまざまなイベントが行われます。グリーゼはSDGsカードゲームのコーナーに出展しています。私は午前中のトークイベントの総括も担当させていただくことになり、緊張しております!ぜひ遊びに来てください。
▼ヨコハマSDGs文化祭
https://yokohama-sdgs.net/
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編集後記
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家庭の生ごみ処理がずっと気になっていたので、友人のすすめもあり、コンポストを始めました。生ごみをコンポストの中に入れると、微生物が分解をしてくれて、堆肥ができるという仕組みです。
卵の殻、たまねぎの皮、キャベツの芯、チキンの骨など、私たちが口に入れるものなら何でも投入することができます。賞味期限が切れちゃった食材も、揚げ油の残りも、コンポスト君の大好物なんです。
「分解しているかな?」なんてコンポストの中を混ぜてみたり、温度計を入れてコンポスト内の温度を調べてみたり・・・今では生活の一部になっています。コンポスト君を育てているような感覚です。
友人の子どもたちは、小さいころからコンポストのある生活をしているので、「生ごみ」という概念がありません。「生ごみ=資源」なんですね。こういう子どもたちが増えて、世の中から「生ごみ」という言葉がなくなればいいな~なんて思っています。
コンポストに興味ある方、ご連絡ください。インスタで情報交換しながら、コンポスト生活を楽しみましょう!
次は、ディレクターの山口がお届けします。
お楽しみに!
*この記事は2021年6月24日現在の情報を元にしています
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