こんにちは。グリーゼの福田多美子です。
SDGs/サステナビリティ支援に関するご相談が増えています。たいへんありがたいことと感謝しています。
SDGsへの取り組みが当たり前という風潮が強まり、逆に、SDGsに取り組まないと社会から取り残されるのでは? という危機感を訴えるようなご相談もあるくらいです。
先日は、社内のSDGs推進担当になったという方から、こんなご質問をいただきました。
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Q:社員の「SDGsへの理解度」がバラバラです。対応策は?
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「SDGsに関する情報を目にしない日はない」というくらい、SDGsに関する情報であふれている昨今。
テレビ、書籍、セミナー、新聞、雑誌、ネットニュース、SNSなど、毎日さまざまなシーンで、SDGsについての知識をインプットしていることと思います。
ある情報では「家庭でひとりひとりがSDGsに取り組むべき」と発信し、また別の情報では「個人の取り組みでは間に合わない、企業の責任が大きい」と伝えています。
目にする情報が異なれば、SDGsに関する理解がバラバラになるのも当然のことですよね。
企業で、社員全員を巻き込んでSDGs推進を行う担当者の方の悩みにも、うなずけます。
社員の「SDGsへの理解度」がバラバラです。対応策は?
どうすればいいのでしょうか?
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A:SDGsに関する社員研修を行い、社員全員で共通の理解を深めましょう
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これだけSDGsに関する情報が流れていると、「SDGsについて勉強したい」「知らないとまずでしょ」という思いに駆られる人も多いはず。書籍を購入する人、ネット検索をして勉強する人、セミナーを受講する人と、勉強方法はさまざまでしょう。
SDGsに関する情報は、上場企業向け、中小企業向け、個人向けなどとターゲットを絞っているものも多いので、できればオープンセミナーではなく、自分の企業向けに作られたカリキュラムで、社員全員で学ぶことをオススメします。
また、講座を受講するだけではなく、受講後の感想をシェアしてお互いの考え方を理解し合うことも大事です。なぜならSDGsへの取り組みは、企業として取り決めて、社員で一丸となって目標に向けて活動することが大事だからです。企業としての取り組みは、個人の取り組みよりも、ソーシャルインパクトが大きくなることは確かです。
また、「自社ではどうか?」をディスカッションする時間を設けられるとベストだと思います。自社でどんな取り組みができるか? 自社でどんな社会課題を解決できるのか?などを議論していくのです。
こういったディスカッションを通して、バラバラだった社員のSDGsへの認識が、少しずつ統一していけるのではないかと思っています。
▽▽▽ 福田のイチオシ ▽▽▽
これまで横浜市(関内)で、7月と9月に行った「SDGsカードゲーム」。
次回は、12月11日(土)の開催が決まりました。
「カードで学ぶSDGs in 神奈川県横浜市」
ぜひ、ご参加ください。
https://peatix.com/event/3059929/
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編集後記
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緊急事態宣言が終わり、先日、実家の母(81歳)と妹と3人で、伊香保温泉に行ってきました。いつも、私か妹の子どもたちが一緒に来るので、母と私と妹の3人での旅行は、生まれて初めてのことでした。
天気は雨でしたが、足の悪い母は「歩きたくないから、ちょうどいい」と言い、はやめに宿に入り、温泉を堪能しました。
1泊2日、母と妹と過ごしてみて思ったのは、「妹はとてもやさしい」ということでした。母の近くに住んでいて、毎日のように母と会話をしている妹です。口調がキツイのでハラハラすることもありますが、足の悪い母へのフォローがさりげなく自然で、私がもたついていると「お姉ちゃん、そういうとこ!」と厳しい指摘が飛んできます(笑)
そんなやりとりが母の笑いを誘い、「女子旅っぽいね」と母が喜んでくれました。これからも時間を作って、親子3人の旅行を楽しみたいと思います。
次回は、江島がお届けいたします。
お楽しみに♪
*この記事は2021年11月11日現在の情報を元にしています
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