こんにちは。グリーゼ代表のえじまです。
きょうは、Webライティング研修のときに必ずと言っていいほど聞かれる、こちら↓の質問をご紹介しますね。
─────────────────
Q:文章が堅苦しすぎるのではないか?といつも気になっています
─────────────────
・お客様に読んでいただく文章なので、できるだけ丁寧に書くように心がけている
・そうすると、堅苦しくなってしまい、読みにくいのではないか?と心配している
・もっと柔らかくした方がいいのかな?と思うものの、どのくらい柔らかくしていいのか、加減がわからない
・・・こんな執筆者のお悩みが、Webライティング研修のたびに寄せられます。
みなさまなら、どのようにアドヴァイスしますか?
─────────────────
A:「トンマナ」のルールを、執筆ガイドラインに記載しましょう
─────────────────
コンテンツ制作のたびに、「どのくらい丁寧に書けばいいの?」「どのくらい柔らかくしてもいいの?」と悩むのは、効率的ではありませんよね。
自社のブランディングの方向性に合わせて、「トンマナ(※)」を決定し、全社ルールとして執筆ガイドラインに記載することをお勧めします。
※トンマナとは:トーン(tone)&マナー(manner)の略称。 Webライティングにおいては、文体や雰囲気に一貫性をもたせること。
具体的には、「トンマナ」のお手本になるようなWebサイトを選定するとよいでしょう。
「堅さ」「柔らかさ」の加減が、
・うちの会社が大事にしているブランドイメージに近い
あるいは
・うちの会社が、「今後このような印象を持ってもらいたい」と目指しているイメージに近い
と思われるWebサイトを探してみてください。
雑誌・新聞社のWebサイトは、誌面に準じて「トンマナ」を明確に定めている場合が多いので、参考にしやすいのではないかと思います。
◎例1:企業経営者・マネジメント層向けのWebコンテンツのお手本にするなら「プレジデントオンライン」
◎例2:「プレジデントオンライン」は、ちょっと柔らかすぎるのでは?と感じるなら「朝日デジタル」
自社のお客様がよく読んでいるであろう雑誌・新聞のWebサイトをお手本にすると、違和感なく読んでいただける場合が多いですよ。
▽▽▽ えじまのイチオシ ▽▽▽
執筆ガイドラインに記載した方がよい情報は、他にもあります。
例えば・・・
▼執筆ガイドラインのテンプレートは、こちらからダウンロード可能です(無料)
https://gliese.co.jp/success/useful/template-guidelines.html
△△△△△△
──────
編集後記
──────
先日、「事業アイデア創出 ワークショップ」を、リアル開催しました。
運営にあたり、社内で議論したのが「飲み物をどうするか?」問題。
いままでは、セミナーやワークショップを開催する際には、ペットボトル入りの飲み物を1人1本ずつ用意していたのですが、
「SDGs関連のワークショップで、それはないんじゃない?」
「マイクロプラスチックに関する映画も上映するのに、ペットボトルを配るのは矛盾してるよね?」
という意見が出て、「じゃあ、どうする?」という議論になったのです。
水筒を持って来ていただくようにお願いすることは簡単ですが、長時間のワークショップなので、水筒だけでは足りなくなることもあり得るし、持ってくるのを忘れる方もいらっしゃるでしょう。
そこで、紙パックの飲み物と紙コップを用意して、必要な方に使っていただくことにしました。
いつも配っているお菓子も、できるだけゴミが出にくいものを選ぶことに。
正直いうと「ちょっと面倒」ではあるのですが、こんな身近なところからでも、「アタリマエ」を変えていけるといいな・・・と思った出来事でした。
次回は、その「事業アイデア創出 ワークショップ」でファシリテーターを務めた山口がお届けいたします。
お楽しみに♪
*この記事は2022年5月19日現在の情報を元にしています
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください