こんにちは。グリーゼ ディレクターの俵です。
サイト分析のお手伝いをさせていただいているお客さまから
「ランディングページの直帰率が高いのですが、すぐに対策した方がいいのでしょうか」
こんなご質問をいただきました。
さらに詳しくお話を聞いてみると...
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Q:ランディングページの直帰率60%は高いですか?低いですか?
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ご質問してきたお客さまが、自社サイト内の各ページの直帰率を調査したところ、広告から流入してくるユーザー用に準備したランディングページは直帰率が約60%、ECサイト内の商品詳細ページは直帰率が約40%ということがわかったそうです。
ランディングページが商品詳細ページよりも直帰率が高い傾向にあるので、すぐにでも改善した方がいいのではないか?と考えるようになり、弊社にご連絡をしてくれたとのことです。
ランディングページの約60%という数値は、本当に直帰率が高いのでしょうか。
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A:ページの目的によって、一般的な直帰率は異なります。
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Webサイトの各ページには、それぞれ異なった目的があり、その目的によって直帰率は違ってきます。
例えば、
ランディングページの場合
ランディングページのみでコンバージョン(資料請求など)をしてもらうことが目的のページです。「コンバージョンするか・直帰するか」となるため、直帰率は高い傾向にあります。
一般的な直帰率は「60~90%(※1)」と言われています。
ECサイトの商品詳細ページの場合
商品を購入してもらうことが目的のページです。「複数の商品詳細ページ閲覧⇒カート⇒購入」となることが多く、直帰率は低い傾向にあります。
一般的な直帰率は「20~45%(※1)」と言われています。
今回ご質問いただいたお客さまのページは
・ランディングページ 直帰率約60%
・商品詳細ページ 直帰率約40%
となっており、比較するとランディングページの方が高い数値となりますが、ランディングページの一般的な直帰率から見ると、そこまで高い数値ではありません。
先に説明したように、ページの目的によって直帰率は違ってきます。ランディングページは直帰率が高くなる傾向にあることを理解しておきましょう。
とはいえ、一般的な数値だから、改善をしなくてもよいということではありません。
検索キーワードとランディングページの内容は合致しているか
CTA(※2)につながるボタンは適切な位置に配置されているか
PPC広告(※3)から流入してくる場合、広告で訴求している内容と合致しているか など
定期的にアクセス解析を実施し、ページ改善をしていくことをおススメします。
※1 参考
Bounce Rate Benchmarks: What's a Good Bounce Rate, Anyway?
https://cxl.com/guides/bounce-rate/benchmarks/
※2 CTA
「Call To Action」の略で、Webサイトの訪問者を具体的な行動に誘導すること
※3 PPC広告
「Pay Per Click」の略で、クリックされるごとに課金される形式の広告(リスティング広告など)のこと
▽▽▽ 俵のイチオシ ▽▽▽
2022/10/06無料Webセミナー開催! SX推進のための「7つのSTEP」
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編集後記
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最近、我が家の愛犬「ももさん」の自我が目覚め始めています。
保護施設から我が家に来たばかりの頃は、声が出ないのでは?感情がなくなってしまったのでは?と毎日心配をしていましたが、現在は...
お腹が空くと甘えてきて、玄関チャイムや携帯電話の音で吠えて、気に入らないことがあると不機嫌になり、姉宅に行くと帰りたくないアピールをして、もう数えきれないくらいの主張をしてきます。そんな姿を見ると、イラッとしますが、実は、ほっとする気持ちの方が大きいです。
毎日、怯えて過ごしていた「ももさん」が、自己主張をするようになるなんて...
やっと我が家の子になったのね!と嬉しくなっている今日この頃です。
ちなみに、お顔も優しくなって、とても可愛くなりました。
次回は、福田がお届けいたします。
お楽しみに♪
*この記事は2022年9月15日現在の情報を元にしています
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