こんにちは。グリーゼの福田多美子です。
ある企業のマーケターの方とお話ししているときに、BtoBメールマガジンの話題になりました。
「コンテンツマーケティングに必要なコンテンツは、コラム、事例、調査レポート、ホワイトペーパーなどさまざまですが、メールマガジンも欠かせないですよね」と。
すると先日、弊社のクライアント様から、こんな質問が・・・
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Q:BtoBメールマガジンの配信頻度は?
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コンテンツマーケティングに力を入れている、企業のご担当者様からの質問でした。
その方は、新たにマーケティング部署に配属になり、
「お客様に届けたい情報がたくさんあります」
「頻度を増やして積極的なコミュニケーションをとって、どんどんクロージングにつなげたいんです」
と、張り切っています。
そして、「ところで配信頻度はどのくらいが適切ですか?」と疑問に思われたようです。
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A:月に1本から、はじめましょう
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BtoBメールマガジンの配信頻度については、「月に1本」からはじめることを推奨しています。
「届けたい情報がたくさんある」、「頻度を増やして積極的なコミュニケーションをとって、はやくクロージングにつなげたい」などと考えることもあるかと思いますが、メールマガジンの役割を思い出してください。
ケースバイケースではありますが、一般的に、BtoBメールマガジンの役割は「定期的なコミュニケーションによる、関係性の構築」です。
企業が伝えたい情報を、一方的に、しかも大量に送るというのは、むしろ関係性を壊すことにつながってしまいます。
即効性を期待するツールではなく、「じわじわと攻めるツール」と捉えていただいたほうがいいと思います。
■届けたい情報がたくさんある場合
「その情報を必要としている人は、誰か?」を考えて、「必要な人に必要な内容」を届けましょう。「企業が届けたいと思っているたくさんの情報」を、すべてを必要としている人は、なかなかいないと思います。「どの情報を、どのタイミングで伝えるか」を考えて、小出しにしていくことも検討してみてください。
■頻度を増やして積極的なコミュニケーションをとって、はやくクロージングにつなげたい場合
例えば新規リード獲得直後など、頻度を増やした積極的なコミュニケーションが必要なタイミングもあります。その場合は、濃密なコミュニケーションが効果的かもしれません。メールマガジンではなく、ナーチャリングメール、またはステップメールなどを使いましょう。
メールマガジンにはメールマガジンの目的、役割がありますので、うまく使い分けることが大事です。
メールマガジンと、ナーチャリングメールやステップメールとの使い分けについては、個別にご相談くださいね。
【補足】
メールマガジンの配信には、コンテンツの企画、情報収集、ライティング、校正、HTMLメルマガであればデザインやコーディングなど、多くの工程があります。まずは、月に1本からはじめ、必要に応じて本数を増やすという進め方が賢明です。
【まとめ】
メールマガジンは、継続的なコミュニケーションがとれるプッシュ型のツールです。
コラムやホワイトペーパーなどの、Web上で「訪問を待つタイプ」のコンテンツと、こちらからお客様のメールボックスに情報を届けに行く「訪問するタイプ」のコンテンツを効果的に使い分けて、お客様にとって心地いいコミュニケーションを構築してください。
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編集後記
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10月3日(月)にメールでもお伝えしましたが、10月から、私、株式会社グリーゼの代表取締役社長に就任させていただきました。
お祝い、励まし、応援のメッセージをたくさんいただき、ありがとうございました。気持ちが引き締まりました。
役職が変わり、驚いたことは、「すべてのものが違って見える」ということです。
みなさんからいただいたひとつひとつのメッセージに、うるっとしてしまったり
スタッフのちょっとしたメールや振る舞いに、感謝の気持ちがあふれたり
いろんな数字が、くっきり見えるようにもなりました。
感情が、忙しい日々です(笑)
意識の変化を楽しみ、苦しみ(良い意味で)ながら、個人的にも成長して、みなさまのお役に立てるように努力していきます。どうぞ、引き続きよろしくお願いいたします。
きょうも最後まで、お読みいただき、ありがとうございました!
次回は、弊社会長の江島がお届けいたします。
お楽しみに♪
*この記事は2022年10月13日現在の情報を元にしています
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください