こんにちは。グリーゼのディレクター 一之谷です。
今回は、自社でネットショップも運営されている、食品関連企業のAさまからのご相談をご紹介します。
Aさんは、ネットショップ担当として、商品ページのライティングをしていますが、最近、上司から次のような指摘をうけたそうです。
「キャッチコピーが弱くなってきていない?どのキャッチコピーも同じようになってきたし、読み進める気持ちにならない」
どうしたらよいものか、編集会議でご相談をうけました。
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Q:お客さまに振り向いてもらえるキャッチコピーを書くコツはありますか?
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商品ページの冒頭に書いているキャッチコピー。
まず、お客さまに振り向いてもらう(ページを読もうと思ってもらう)ために、とても大切なものです。
しかし、最近制作したいくつかのページを拝見したところ、「甘い」「濃厚」「さっぱり」など、味を主観で表現した言葉が多く、どれも「お客さまに振り向いてもらう」には弱い表現となっていました。
キャッチコピーを書くコツはいくつかありますが、今回、私からは下記のようにアドバイスさせていただきました。
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A:お客さまの声を参考にしましょう!
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なぜ「お客さまの声」を参考にするのでしょうか?
それは、お客さまの声の中には、「なぜこの商品を選んだのか」という、販売側も気づけなかった商品の魅力や、買った後の思わぬストーリーが隠されているからです。
そして、客観的でリアルな声は、同じく商品を選ぼうとしているお客さまを振り向かせるのです。
早速お客さまの声を拝見したところ、「野菜が嫌いだと思っていた息子がたくさん食べてくれました」「義母に初めて褒められました(笑)」「この店舗の目利きに外れなし!」など、よく使われる「味」に関する表現とはまったく違った視点での言葉が並んでいました。
これまで、商品企画のためにお客さまの声を読んでいたAさん。
「これからはキャッチコピーを書くときにも参考にします、そのままでも使えそう!」と喜んでいただけました。
いかがでしょう?
BtoC、BtoB問わず、あらためて「お客さまの声」に耳をかたむけてみませんか。
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編集後記
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はや11月、もうすぐ12月。
去年の年末年始は何をしていたかな~...
と考えなくても、毎年ひたすら大食いしているだけの私です。
2022年のメルマガ(私の)もこれが最後、毎年言うことですが、本当にあっという間ですね。
今年もたくさんのお客さまに、お仕事の枠を超えて、いろいろな知見をいただいたり、楽しいプライベートのお話をうかがったり、少し早いですが、感謝、感謝の1年でした。
出不精の私ですが、今年の年末年始は初詣に行き、皆さまのご活躍、ご多幸をお祈りしてまいります。
言っちゃったので、行きます!
こんな締めでいいのだろうか??
次回は、福田がお届けいたします。
お楽しみに♪
*この記事は2022年11月24日現在の情報を元にしています
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