こんにちは。グリーゼ江島です。
弊社のコンテンツ制作サービスでは、「キーワード選定」から、業務をご依頼いただくことがよくあります。
先日、選定したキーワードのレビューをしていたとき、下記のような質問をいただきました。
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Q:キーワードの優先順位って、どうやってつけるんですか?
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私が、選定したキーワードのレビューをしながら、
「この中で優先順位の高いものから、記事を作っていきましょう」
というご説明をしたときに、いただいた質問です。
「キーワードの優先順位って、どうやってつけるんですか?」
みなさまなら、なんと答えますか?
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A:(1)検索ボリューム(2)SEO難易度(3)ペルソナとの親和性(4)商材との親和性(5)制作スピードの5要素を複合的に考えて、判断しましょう
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キーワードの優先順位は、複数の要素を掛けあわせて、決めていきます。
今回の事例では、お客さまに、判断基準となる主な5つの要素をご紹介しました。
(1)検索ボリューム
一つ目の判断基準は、「そのキーワードは、1カ月に何回くらい検索されているのか?」です。
例えば、月間100回しか検索されていないキーワードより、10,000回検索されているキーワードのほうが、潜在的な市場規模が大きいので、「優先順位が高い」と判断します。
(2)SEO難易度
二つ目の判断基準は、「記事を制作すれば、検索結果のページで上位表示できるのか?」です。
検索ボリュームが大きいキーワードは、当然たくさんの企業が、上位表示を狙ってきます。
そのキーワードでGoogle検索してみて、上位に大企業の記事が並んでいた場合、後追いで記事を1つや2つ作ったくらいでは、上位に上げられない可能性が高いので、「優先順位が低い」と判断します。
(3)ペルソナとの親和性
三つ目の判断基準は、「そのキーワードは、貴社の商品を買ってくれる人が検索しているのか?」です。
例えば、みなさまの会社が、「学校向け」に特化した「メール配信システム」を開発・販売しているとしましょう。
キーワードの候補の中に、
A:メール配信システム
B:メール配信システム 学校
があったら、どちらが「貴社の商品を買ってくれる人が検索している可能性」が高いでしょうか?
A:メール配信システム < B:メール配信システム 学校 ですよね。
この場合、「メール配信システム 学校」の方が、「優先順位が高い」と判断します。
(4)商材との親和性
四つ目の判断基準は、「商品購入につながる可能性がある検索キーワードなのか?」です。
例えば、先ほどの、「学校向け」に特化した「メール配信システム」で考えてみましょう。
キーワードの候補の中に、
A: DX
B: メールマーケティング
があったら、どちらのキーワードが「商品購入につながる可能性」が高いでしょうか?
A: DX < B: メールマーケティング ですよね。
この場合、「メールマーケティング」の方が、「優先順位が高い」と判断します。
(5)制作スピード
どんなに理想的なキーワードが見つかったとしても、「そのキーワードに関連した記事を作るためには調査が必要」とか、「資料を揃えるのに時間がかかる」とか「識者を探してその人に取材しないと作ることができない」などでは、記事制作に着手できるまでに時間がかかってしまいますよね。
もしそうであれば、「優先順位 中」くらいのものでも、すぐに着手できるものからどんどん作っていったほうがいいです。
コンテンツは、ある程度数が揃うことによって、効果を生み出しやすくなるので、「早く作れるものから作る」という判断基準も持っておきましょう。
他にも考慮した方がよい要素がいくつかありますが、代表的なものを5つご紹介しました。
これらに重みづけをした上で、制作する順番を決めていくとよいでしょう。
ぜひ、これからのコンテンツ制作の参考にしてください。
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編集後記
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12月も残りわずかとなりましたね。
みなさまにとって、2022年はどんな1年でしたか?
私は、ひとことで言うと「変化」の年でした。
個人的にも、こどもの独立など「変化」がたくさんありました。
「社長」を退任して「会長」になったのも、大きな「変化」でした。
そして、仕事の内容については、「変化できていなかったなあ」と反省することがたくさんありました。
市場もお客様のニーズもどんどん「変化」している中で、変わらずにいるということは「後退している」のと同じですよね。
もっともっと「変化(進化)」に対して貪欲でなければ、社会の役に立つ会社で在り続けることはできないなあ・・・と痛感しています。
「変化」には痛みを伴う場合もあるし、リスクもあるし、慣れていないことをすれば思わぬ時間や労力もかかります。
それでも「変化」を恐れず、どんどん成長していけるような2023年にしたいです。
本年も大変お世話になりました。
次回は、2023年 年初のご挨拶を、社長の福田多美子がお届けいたします。
お楽しみに♪
*この記事は2022年12月22日現在の情報を元にしています
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