こんにちは。グリーゼえじまです。
スマホでの読みやすさを考えて、Webコラムに図版やイラストを多用する企業が増えています。
先日も、下記のようなご質問をいただきました。
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Q:イラストを外注したい。何か注意点はありますか?
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「いままでは、素材サイトのイラストを使っていたが、同じ人物で、ポーズ違いのものが複数カット欲しい。イラストレーターさんに、オリジナルでイラストを制作してもらおうと思っている」とのことです。
たしかに、同じ人物で「悩んでいる顔」と「笑っている顔」が欲しいとか、「困っているポーズ」と「OK!というポーズ」が欲しいということは、よくありますよね。
イラストを外注する際に、企業の担当者が、最も気をつけるべき点は、何だと思いますか?
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A:著作権の扱いについて、取り決めしましょう
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素材サイトの場合、著作権の扱いについては、「利用規約」に明記されています。
たとえば、有名な「いらすとや」には、
「当サイトの素材は無料でお使い頂けますが、著作権は放棄しておりません。」
と記載されています。
https://www.irasutoya.com/p/terms.html
これは、ざっくり言うと、
「このサイトで公開しているイラストは自由に使っていいけど、私(作者)も自由に使う権利があるよ」
「私(作者)がOKを出せば、このイラストを他の人も使うことができるよ」
という意味です。
そのため、同じイラストをあっちでもこっちでも見かける・・・ということが起こるんですね。
フリー素材の場合はやむをえないですが、オリジナルで作ってもらったイラストは、作者さんや他の人に勝手に使われては困りますよね。
また、「せっかく作ってもらったイラストだから、会社のカタログでも使おう」等、再利用したい場合にも、著作権を作者が持っていると、面倒なことになりかねません。
後々のトラブルを回避するためには、制作したイラストの著作権を、作者から、制作を依頼した企業に譲り渡す「著作権譲渡」の契約を取り交わしておくのがお勧めです。
「著作権譲渡」の契約にする場合、「譲渡費用」として、制作費と同額をイラストレーターさんに支払う場合が多いようです。
例:イラスト制作費が、6,000円 × 10点 = 60,000円の場合
「著作権譲渡」の契約にすると、60,000円 × 2 = 120,000円の支払い
イラストを外注する場合には、上記を見越して予算を立てておきましょう。
※「著作権譲渡」の契約を取り交わしておかないと、他にどんな問題が発生する可能性があるのか?
作者が「著作権譲渡」を拒否した場合、トラブルを回避するために、他にどんな契約方法があるのか?
等については、顧問弁護士さんにご確認ください。
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編集後記
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突然ですが・・・足の指で、ジャンケンできますか?
私は、少し前まで、全くできませんでした。
そもそも、親指以外の指は、歯医者さんで麻酔をかけられたあとの唇のように「ぼんやり」していましたし、
特に小指は、薬指と「二人で一人」みたいな形になっていて、独立性(?)が保てていませんでした。
この「薬指と小指がくっついた状態」を、「内反小趾」というそうです。
「くっついていても、特に困らない」と思っていたのですが、実は
O脚・X脚
膝痛・腰痛
骨盤のズレ
など、さまざまな問題の原因になっているらしいですよ。
私の場合は、「内股」。
ダンスをやっているので、「内股」を矯正したくて、何年も試行錯誤していたのですが、ようやく「薬指と小指がくっついているせいで、小指でしっかり地面を踏むことができず、内股になっている」ということを突き止めました。
そんなわけで、最近は毎朝足の指を動かすストレッチをやっていて、ようやく、グーチョキパーができるようになってきました!
みなさまも、毎朝習慣にしていることがあったら、ぜひ教えてくださいね。
次回は、福田多美子がお届けいたします。
お楽しみに♪
*この記事は2023年6月22日現在の情報を元にしています
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