こんにちは。グリーゼのディレクター 山口かおるです。
以前、あるお客様から次のような質問をいただきました。
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Q:競合と比較されたとき、最終段階で選ばれるにはどうしたらいいですか?
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質問をくださったお客様には、いつもプレゼンなどで競合する企業が2~3社ありました。
お客様のサービスは、内容や金額、品質ともに、競合と比較しても遜色ないはずなのに、なぜか最終的に受注できない、ということが続いていたのです。
「クライアントは、何を基準に競合先の企業を選んだのか」
「比較されたときに、自社が選定されるにはどうしたらいいのか」
このように悩まれて、ご相談くださいました。
さて、みなさまなら、どう答えますか?
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A:ここに頼みたい!と思わせる「理念」や「想い」が伝わる記事を作りましょう
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この問題、みなさまが顧客の立場だったら、どのように決めるかを考えてみるとヒントが見つかるかもしれません。
たとえば以下は私の経験です。
昨年、家の外装を塗り直さなくてはいけなくなり、数社から見積りを取りました。
最終的に2社まで絞り込んで検討。どちらも値段も、デザインも、品質も悪くありません。
どちらにしようか決めかねていたときに、それぞれの公式サイトを見てみたのです。
すると、A社のほうで社員の方が、「地元への貢献」を熱く語っているページを発見!
地元に根付いた仕事をしたいという想いに感動し、ぜひうちの外壁もお願いしたい!と思って、A社に依頼することにしました。
最後の決め手となったのは、その企業の姿勢や考え方を記したコンテンツだったのです。
BtoBでも同様のことが言えます。
「会社の、ミッション・ビジョン・バリューに共感した」
「社長メッセージに感動した」
「活躍しているコンサルタントさんの考え方がすばらしい!」
「技術者さんたちが、どんな思いで開発に携わっているかを知って、ぜひ協業したいと思った」
このようなことが最後の後押しとなってお取引先を決める企業は少なくありません。
代表的なものが、SDGsやサステナビリティページです。
今や、サステナビリティへの取り組みがしっかりとなされているかで取引先を決めるのは、当然のことになっています。
ご相談をくださったクライアント様では、そのあと、コンサルタント紹介記事を取材・執筆させていただきました。
サイトに掲載したところ、今ではリクルートの学生にも読まれる優良コンテンツとなり、お問い合わせも増えてきていると言います。
製品ページや導入事例を充実させるのと同様に、「理念」や「思い」といった定性的な情報発信もしっかりと行っていくことが重要です。
▽▽▽山口のイチオシ ▽▽▽
カンバセーショナル・コマースという、新しい概念を日本の市場に広めたいと調査レポートの制作を検討されたMicoworks様。
このたび、レポート制作前の課題や、調査レポート活用の効果などについて取材させていただきました。
客観的なデータに基づいた調査レポートは、リード獲得をはじめ、営業資料やリクルートなど、さまざまな用途で役立っているといいます。
調査レポートを作ったことがない企業様、リード獲得用のダウンロード資料を作成したい!とお考えの企業様に読んでいただきたい内容です。
ぜひダウンロードしてお読みください。
◎【導入事例】実データに基づく信頼度の高いコンテンツでCコマースの認知拡大に成功
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編集後記
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今年の夏は暑かった!!
暑すぎて暑すぎて、不要不急の用事では一歩も外に出ない日が続きました。
そうしたら、なんだか本当に体がなまってきてしまい、ありとあらゆるところにナゾの肉が発生。
これは、まじめに対処しないと本当にヤバいことになると思って、家から歩いて15分のところにあるパーソナルジムのお試しに行ってみました。
簡単なジムなどに行ったことは何度もありますが、プロの指導で筋トレをしたのは初めて。
今まで見よう見まねでやっていた筋トレとは、ゼンゼン違いました!
まだお試しだけなので何とも言えませんが、専門家にチェックしてもらいながらマンツーマンで取り組むと、イイ感じの筋肉が付きそうな気がします。
ここ数年、自分に合った健康法を求めてジプシーになっている私ですが、今度こそ定着するでしょうか(汗)。
数か月後に、良い報告ができるとよいのですが・・・
次回は、江島がお届けいたします。
お楽しみに♪
*この記事は2023年10月19日現在の情報を元にしています
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