こんにちは。グリーゼのディレクター 山口かおるです。
先日、製品に関するコラム制作をご依頼いただいているクライアントのA社様から、こんなご質問を受けました。
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Q:ステップメールを出そうと思います。ペルソナ設計はコラムと同じでいいですよね?
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A社様では、以下のペルソナ設計をもとにコラムを制作しています。
・製造業の企業に勤める会社員
・営業部署で、決裁権を持つ管理職
・部下の業務効率化が課題
今年は、更なる認知度拡大のために、大きな展示会に出展することになりました。
展示会では多くの来場者と名刺交換をします。
その方たちを放置せず、継続的にコミュニケーションをとるために、ステップメールを配信しようと考えているのです。
この場合のステップメールのペルソナ設計は、コラムと同じでいいのでしょうか?
さて、{{Recipient.LastName}}さまなら、どのように考えますか?
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A:コラムと同じでいいかどうかを確認するために、まずは名刺情報を分析しましょう
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ステップメールとは、「ある行動を起こしたユーザーに対して、あらかじめ作成したシナリオに沿って、複数のメールを送る」というマーケティング手法です。
今回、A社様では「展示会に来場し、名刺を交換した」という行動を起こした人に対してステップメールを送ろうと考えているわけですね。
A社様が出展を予定している展示会にはどのような人が来場するのでしょうか。
展示会に来る人が、コラムのペルソナと同じ、
・製造業の企業に勤める会社員
・営業部署で、決裁権を持つ管理職
・部下の業務効率化が課題
であれば、新たなペルソナ設計は不要で、このペルソナに対してのメール施策を考えればよいでしょう。
しかし、展示会に来る人の中には、例えば、
・商社に勤める会社員
・営業チームのリーダー。決裁権はない
・製造業向けサービスの最新情報の収集が課題
といった人も含まれているかもしれません。
先に述べた「コラムのペルソナ」とは、まったく異なる人物像ですよね。
ペルソナが抱えている課題やお困りごとが変われば、どのようにコミュニケーションをとったらいいか、メールでどんなコンテンツに誘導したらいいかなど、メールの設計そのものが大きく変わってきます。
A社様には、「まずは業界や職種によって名刺を分け、必要であればペルソナ設計を再考しましょう」とご提案しました。
▽▽▽山口のイチオシ ▽▽▽
来月から新しい期のスタートを迎える会社様も多いでしょう。
中には、経営層の人事が大きく変わる企業様もいらっしゃるかもしれません。
しかしどのような体制になろうとも、スピードを緩めてはならないのが、サステナビリティへの取り組み。
サステナビリティ(Sustainability)とは、「持続可能性」という意味です。環境問題、社会問題が大きくなっている現代において、持続可能な社会を実現するために、企業の役割が重要になっています。(以下のコラム本文抜粋)
年度の切り替えにあたって、今一度、企業のサステナビリティページにはどんなコンテンツが必要なのか、振り返ってみませんか?
▼企業の「サステナビリティページ」を作ろう ~サステナビリティページに必要な5つのコンテンツとは?~
https://gliese.co.jp/success/article/column_201430.html
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編集後記
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2月は、静岡、岡山、大分へと、地方への出張が続きました。
地方に行ったときの楽しみは、その土地ならではの食材を堪能すること。特に好きなのが、「地元のスーパーに行くこと」です。
新鮮な果物やお刺身が破格の値段で売られていたり、見たこともない調味料が並んでいたりして、じっくり見ているとあっという間に時間が経ってしまいます。
今回の掘り出しものは、大分の「ニラ豚のもと」。
ニラ、キャベツ、豚小間と一緒に炒めるだけで、ごはんが止まらない一品(逸品!)ができ上がります。
皆さんのご当地おすすめ食材は何でしょうか。
次回は、江島がお届けいたします。
お楽しみに♪
*この記事は2024年3月7日現在の情報を元にしています
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