こんにちは。
SDGs最新ニュース担当、吉田ゆみです。
今年の4月から段階的に施行されている育児・介護休業法改正。
10月1日からは男性の育休取得を促すための新制度、「産後パパ育休」が始まりました。
「企業の取り組み関連」では、この制度を独自にアレンジして育休をより取得しやすくした森永乳業の事例をピックアップしています。
制度の詳細は、このあとすぐのニュースでどうぞ。
それではSDGsニュース、スタートです。
------------------
国の取り組み関連
------------------
●10月1日から「産後パパ育休」育児・介護休業法改正
通常の育児休業とは別に、子の出生後8週間以内に4週間まで育児休業が取れる「産後パパ育休」。
2回に分割して取得できるほか、労働者の合意があれば休業中の就業もできます。
10月からは、通常の育休も分割取得が可能に。企業には新しい制度について、研修などで労働者へ周知することが求められています。
※制度を30秒で解説した厚生労働省のYouTube動画
●「温室効果ガス排出量実質ゼロ」国連が目標の評価基準発表へ
国連は、各国の企業で内容にばらつきのあった「排出量実質ゼロ」に、新しい基準を設けるべく検討を進めています。
新基準は11月6日から開かれる「COP27」に合わせて発表予定で、日本の環境省も発表内容を踏まえた支援を行いたいとしています。
------------------
企業の取り組み関連
------------------
●森永乳業、「産後パパ育休」を100%有給として独自に導入 狙いは?
「産後パパ育休」は、育児休業給付金として休業前の給与の67%相当額が支給されますが、森永乳業では100%有給で育休を取得できる独自の制度を導入。
同社は2030年までに男性育休取得率100%を目指しており、安心して取得できるように、また取得者が増えることで事由に関わらず休みやすく働きやすい環境を整えるといった狙いがあります。
※森永乳業のニュースリリース
●武田薬品「ニューロダイバーシティ」、全ての人が働きやすく
「ニューロダイバーシティ」とは、発達障がいなど、脳や神経などに由来する特性の違いを多様性と捉え尊重し合う考え方。
武田薬品は、日本橋を拠点にしたプロジェクトを立ち上げ、理解促進のための活動、賛同企業とのワークショップなどを行います。
※経産省でも昨年度から取り組みを推進しています
●株式会社エクス・アドメディア|イベント業会ができるSDGsとは?〜ロスフラワーとゼロエミッションから考える日本の未来〜
「人に見せる」仕事ゆえに、一度使った物は使いまわせない。廃棄物が多く出てしまうことは、イベント業界の課題でした。
エクス・アドメディアは、SDGsをきっかけにしてイベント後に廃棄されてしまう花や資材に注目。さまざまな取り組みを行っています。
●「カミングアウト」巡るSNS投稿が炎上、何が問題なのか
10月11日は、LCBTQ当事者のカミングアウトを前向きに応援しようという目的で制定された「国際カミングアウトデー」。
一部の企業SNSに「カミングアウト」をちょっとした打ち明け話のように捉えた発信があり、批判が集まりました。
--------------------------
イベント・セミナー関連
--------------------------
申し込み方法など、詳細はリンク先をご確認ください。
【10月29日(土)】
ヨコハマSDGs文化祭2022 「SDGs」でつながるヨコハマ!
横浜市内でSDGsに取り組む企業、団体が集まり、トークイベントや活動紹介、商品の展示、販売などが行われます。
グリーゼも、コンポストの紹介で出展予定です。ご来場をお待ちしております!
【10月〜12月】
男性育児休業取得促進オンラインセミナー
毎月行われている厚生労働省主催のセミナーがまとめられています。
企業向け、管理職向け、若年層向けなど、さまざまなテーマがありますのでチェックしてみてください。
--------------------------
グリーゼからのお知らせ
--------------------------
グリーゼが運営するメディアサイト「SDGs message collection」は、企業、団体、自治体などのSDGsページを集めたリンク集です。
現在、専任スタッフが厳選した300以上のページを掲載中です。
貴社のSDGs、サステナビリティページづくりにぜひお役立てください!
▼SDGs message collectionはこちら
--------------------------
最後に、こんな話題をご紹介。
●"サメ肌"航空機で脱炭素へ 燃料の消費削減目指す実証実験
細かな凹凸のあるフィルムを貼ることで、空気抵抗を少なくして燃料の消費削減を目指します。
かつて競泳水着で話題になった"サメ肌"ですが、水の中だけでなく空の上でも力を発揮しそうですね!
次回のSDGs最新ニュースもお楽しみに!
▼グリーゼでは、月に2回「SDGs最新ニュース」をお届けしています。
配信をご希望の方は、こちらからご登録ください。
https://gliese.co.jp/success/mailmagazine/subscribe/
*この記事は2022年10月25日現在の情報を元にしています
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください