こんにちは。
SEO最新ニュース担当、長濱佳子です。
請求書を見てビックリするような定期購入ページは、ユーザーのためになりません。
そこで、説明が不十分なモバイル向け定期購入ページに、Google Chromeは、警告表示をだすと発表しました。
お金と健康はGoogleが重要視しているジャンルです。このニュースはこのあとすぐ!
それでは、SEOニューススタートです。
――――――――――
Google関連
――――――――――
●定期購入ページの説明が不十分な場合は警告が表示されるようになります
2018年12月公開のChrome71以降で、説明が不十分なモバイル向け定期購入ページに、Google Chromeは、警告表示をだすようになります。
「料金に関する情報がユーザーに明示されているか」「ユーザーが利用規約に同意する前に、料金を簡単に把握できるか」「簡単に理解できる料金体系になっているか」、今一度確認してみてください。
●PageSpeed Insights、Lighthouseの使用を開始しました
Googleは、ページの表示スピードを確認するための各種ツールを用意してくれています。
これまでツールごとに最適化案が異なり、混乱を招くことがあったため、11月14日、PageSpeed Insights(PSI)の分析エンジンとしてLighthouseの使用を開始しました。
インデックスカバレッジのヘルプ記事にある「ページのトラブルシューティング」のセクションが更新されました。
「サーバー接続エラー」と「404エラー」の対処方法が詳細に説明されていますので、目を通すことをおすすめします。
ちなみに「404エラーのほとんどはランキングに影響を及ぼすことはないため、エラーを無視しても問題ない」ということも覚えておいてください。
●Google、新Search Consoleで「ドメインプロパティ」機能を試験公開。wwwあり・なしやhttp・https、サブディレクトリのデータをすべて統合レポート
ドメインプロパティは、複数のサブドメインやプロトコルのデータを統合してレポートする機能です。
この機能を、Googleは、新Search Consoleで、選ばれた一部ユーザーに対して試験公開しました。
●10月のオフィスアワーはゲストと共にマウンテンビューからお届け
動画です。
10月のオフィスアワーは、「Google社員はSEO対策経験はあるのか?」といった、つっこんだ質問もあり、おもしろいです。
――――――――――
コンテンツSEO関連
――――――――――
●SEOの未来は検索結果の中にある #BrightonSEO
英国のブライトンで9月に開催されたBrightonSEOで、SparkToroのCEO、ランド・フィッシュキン氏による講演のレポート。
フィッシュキン氏は、将来のSEOのヒントは"検索結果の中"にあると言います。
また、SEOに賢く投資すれば、大きすぎるくらいの成果を手にできるとも言っています。
●ローカルSEOを制するものは音声検索SEOを制する #BrightonSEO
こちらも、英国のブライトンで9月に開催されたBrightonSEOでのレポートです。
音声検索がローカル検索の重要性の高まりに拍車をかける可能性があると、ジフォード氏は予測。
会話形式のクエリが一般的になっているなど、ユーザーの意図にフォーカスする必要があるとも言っています。
共起語とは、ある検索クエリとともによく出現する語句のことで、SEO対策のコンテンツ作成において重要視されています。
共起語を使うポイントとしては、テーマがぶれないようにコンテンツに入れることです。
あわせて、以下の記事もお読みください。
●デスクトップ・モバイル・音声、どのユーザーにとって使いやすいサイトがいいのか?【前編】
Webサイトの閲覧環境として、PC・スマホ・音声のうちどれを優先すべきか、時代の流れや今後どうすべきかについて、前・後編にわけて伝えてくれる記事です。
前編では、検索ジャーニーの変化について説明。
後編はその変化に伴う課題やメリット、SEO担当者として考慮すべき点などを解説してくれるようです。
●今のSEOに必要なのはブランド力!? 元Mozのランドもそう言ってるんだよ【SEO記事12本まとめ】
今のSEOで重要なのは、「リンクでもコンテンツでもなく、ブランド力だ」という傾向が、調査によって見えてきました。
約82%が、よく知っていて信頼性があるブランドのサイトを最初にクリックするそうです。
ここで言う「ブランド」とは会社名やサイト名、サービス名のこと。名前を知ってもらうことは、SEOにとっても重要ということです。
------------------------
今回の情報はいかがでしたか?
冒頭のニュースは、Googleが重要だと定義している「YMYL」に関するものです。
YMYLとは、Your Money or Your Lifeの頭文字を取った略語で、お金や生活に関連するジャンルを指す言葉。
ユーザーに「そんな契約だったの?」と不信感を抱かれないように、お金や契約に関するものは細心の注意をはらいたいものですね。
次回もお楽しみに!
*この記事は2018年11月20日現在の情報を元にしています。
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください。