こんにちは。
SEO最新ニュース担当、長濱佳子です。
Googleがまとめてくれた「ウェブスパム レポート 2018」によると、2018年に目立ったスパムは3つ。
「不正なハッキングに関するスパム」「ユーザー生成スパム」「リンクスパム」だったそうです。
どんな内容なのかは、このあとの記事でご覧ください。
それでは、SEOニューススタートです。
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Google関連
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●検索スパムの2018年の傾向-ウェブスパム レポート 2018
Googleは、2018年のウェブスパムの傾向とGoogleの対策をまとめたレポートを出してくれました。
2018年に目立ったスパムは「不正なハッキングに関するスパム」「ユーザー生成スパム」「リンクスパム」の3つ。
対策を講じているため、スパムページの割合は1%を下回っているようです。
●Google、多くの機能を旧Search Consoleで提供終了。Fetch as Googleももはや使えず
以前からアナウンスがあったように、旧バージョンの Search Consoleで多くの機能やレポートの提供が終了しました。
新バージョンの Search Consoleへの移行が進んでいますので、旧バージョンで使えないものは新バージョンを使いましょう。
●グーグルがSearch Consoleを大改善! プロパティをいろいろ登録する面倒が不要に【SEO記事12本まとめ】
SEO記事のまとめです。
2つ目の記事では、レポートで提供される各指標についてわかりやすく説明してくれています。
※検索パフォーマンスの「クリック数」「表示回数」「掲載順位」レポートの正しい見方を教えます
●Google検索に技術的な問題が発生、インデックス削除されたサイトも。問題はすでに解消
4月5日ごろ、検索結果に表れなくなったというサイトが出現したようです。
これはGoogle側の技術的な問題が原因で、問題はすでに解消しました。
Google検索だけを頼りにしすぎてしまうのも危険かもしれませんね。
●Google Duplex、Pixel 以外の端末でも利用可能に
現在のところは米国のみで利用可能の「Google Duplex」は、AIが代行してレストランの予約や営業時間などを確認してくれるサービスです。
このサービスがGoogle製の端末以外でも利用可能になりました。
そのうち、日本でも使えるようになるかもしれません。
●スピード アップデート以降の改善状況をGoogleが報告――最も遅いページの3分の1が15~20%の速度向上
2018年7月、Googleはスピード アップデートを検索アルゴリズムとして導入しました。
導入から8カ月以上過ぎた現在、最も遅いページの3分の1が速度向上したそうです。
それ以外にもどんな点が改善されたかは、記事をお読みください。
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コンテンツSEO関連
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●YouTubeのSEOで注力すべき5つの要素と3つの注目ポイント
MOZのランド氏が、YouTubeのSEOについて解説してくれています。
なるほどと思ったのが「YouTubeでは、通常の検索と比べてキーワードの一致が重要」ということ。
検索しそうなクエリでタイトルをつけると、SEOに効果的なようです。
記事では5つの要素と3つの注目ポイントがわかりますので、ぜひお読みください。
●低品質コンテンツがわずかに存在していても検索では問題にならない。~
英語版オフィスアワーで次のような質問に答えてくれました。
「長年運営していて中身の薄いページがあり、検索トラフィックもほとんどありません。この記事を削除したほうがいいのか迷っています」。
その答えは「低品質コンテンツが多少なりあるのは普通。検索トラフィックが少なくても価値はある」ということです。
過剰に反応して、削除しなくてもいいようです。
●ブログのSEO対策をするためのポイントについて
CMSを活用したブログは、記事を投稿するだけで内部リンクが構築されます。
そのためSEOには効果的ですが、リンクが構築されるだけで評価があがるわけではありません。
この記事では「1ページ1キーワード」「検索意図」や「信頼性」「ユーザビリティ」も考慮してブログのSEO対策を進めることが重要だといいます。
●httpからhttpsにリダイレクトする方法と注意点について
まだSSL対応ができていないサイトの方はご覧ください。
セキュリティを考慮したSSLに対応するには、httpからhttpsにリダイレクトする必要があります。それは、今まで"http"で運用してきた評価を引き継ぐため。
この記事を読むと、リダイレクトする方法と注意点がわかります。
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今回のSEOニュースはいかがでしたか?
httpからhttpsにリダイレクトするのは、今までの評価を引き継ぐため。
評価が分散してしまうのは、もったいないので、ドメインの正規化をはかろうとするのです。
すべてのサイトがhttps化するまでには、まだ時間がかかりそうですね。
次回もお楽しみに!
*この記事は2019年4月16日現在の情報を元にしています。
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください。