こんにちは。
SEO最新ニュース担当、長濱佳子です。
PC検索のページエクスペリエンスアップデートが2月に実施されると、Google社員がTwitterでリマインドしました。
ページエクスペリエンスアップデートはモバイル検索ではすでに導入済みですが、PC検索では未実施でした。
このニュースはこのあとすぐ!
それでは、SEOニューススタートです。
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Google関連
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●【リマインダー】PC検索のページエクスペリエンスアップデートは来月2月
2月にPC検索のページエクスペリエンスアップデートが実施されると、アナウンスがありました。
詳しいに日にちは発表されていませんが、展開開始が2022年2月で、展開完了が2022年3月末ということです。
アップデートによるランキングへの影響は小さいと思われます。
●PCページのページエクスペリエンスレポートをSearch Consoleが提供開始
PC検索のページエクスペリエンスアップデートに関連したニュースです。
PCページのページエクスペリエンスレポートをSearch Consoleで利用できるようになりました。
これはページエクスペリエンスアップデートのPC検索への導入を支援するための機能拡張です。
レポートを早速確認して、良好URLが少ないようであれば改善に着手してください。
●新しいrobotsタグとしてindexifembeddedをGoogleが導入
Googleはindexifembeddedというrobotsタグを新たに導入しました。
このタグは少々ややこしいですが、ページにnoindexが設定されていても、埋め込まれたページのコンテンツとしてインデックスするように指示するというものです。
検索結果の多様性を確保するために導入したようです。ただ利用価値があるサイトは限られると思います。
●Googleビジネスプロフィールの新オーナーには7日間の待機期間が課せられるように
Googleビジネスプロフィールに新たに追加されたオーナー(管理者)には、7日間たたないとすべての機能を操作できないという制限が加えられました。
おそらく「きちんと承認されていないオーナーが誤操作をする」といった場合にそなえたセキュリティ強化策だと思います。
セキュリティが高まるのはよいことですね。
●Googlebotのクロール急増加はコア アップデートの前触れなのか?
1月上旬にGooglebotのクロールが急増したサイトがあるようです。
Googlebotのクロール急増はコアアップデートの兆候か?という声も上がっています。
これについて、Googleのジョン・ミューラー氏は、まったく関係ないと話していますので、気にしないでください。
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コンテンツSEO関連
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●【続報】寄生サイトの営業は絶対に拒否すべし。グーグルも「全くお勧めしない」【SEO情報まとめ】
SEOのまとめニュースです。
前回のSEOニュースで「企業サイトのホスト貸し・ディレクトリ貸し」があるという話を紹介しました。
1つ目はこのニュースの続報です。寄生サイトについてはGoogleの金谷氏も「全くお勧めできない」とTwitterでコメントしています。
※Google金谷氏のTwitter
●ECサイトの品切れページはランキングに悪い影響を与えるのか?
あるサイト管理者が「在庫状況は、ECサイトの商品ページのランキングに影響するのか?」と質問しました。
これに対するGoogleのジョン・ミューラー氏の回答は「通常の検索には影響がない」というものです。
しかし品切れはユーザー体験には影響します。よく検索されるものであっても入荷の見込みがないものは、対処が必要でしょう。
●ヤフーにおける自然言語処理モデルBERTの利用
Yahoo! JAPAN研究所が、自然言語処理モデルBERTの社内での利用について、紹介してくれました。
利用例として、BERTによる検索クエリのカテゴリ分類も載っていて、「ヤフー商品ブレイクマップ」での利用が検討されているようです。
※ヤフー商品ブレイクマップ
●ECサイトだけを掲載するShopsセクションを米Googleがモバイル検索に導入
米Googleはモバイル検索にShopsセクションを導入しました。
Shopsセクションでは、"Shops"というラベルが付いたブロックにECサイトが掲載されるというものです。
残念ながら米Google限定での導入のため、日本では展開されていません。日本でも展開してほしいものです。
●SEOの第一原則
海外情報です。SEOに取り組むうえで認識しておくべき10個の第一原則をまとめてくれています。
これを知っておけば十分ということではありませんが、知っておくべき原則です。
●【2022年最新版】SEO対策の全知識を完全網羅
まだ書きかけのようですが、最新データを随時更新してくれています。
基本的なことが押さえられています。
SEO対策はいろいろあるので、忘れていないかときどき振り返るとよいですね。
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今回のSEOニュースはいかがでしたか?
「ヤフーにおける自然言語処理モデルBERTの利用」で紹介した「ヤフー商品ブレイクマップ」の記事が興味深かったです。
ヤフー商品ブレイクマップには「これから流行りそうなアイテムを見つけたい」といった目的があるそうです。
例として2021年にヒットした「マリトッツォ」がブレイクする兆しをつかんでいたという話が載っていました。
このマップから新たなヒット商品が発見されるのですかね。
次号もお楽しみに!
*この記事は2022年2月1日現在の情報を元にしています
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください