こんにちは。
SEO最新ニュース担当、粕谷知美です。
今月からSEO最新ニュースを担当することになりました。どうぞよろしくお願いします。
前回の「SEO最新ニュース」で取り上げた「Googleレンズのマルチサーチ」が日本語環境で使えるようになりました。
画像を使った検索は、ますます進化していきそうです。
このニュースは、「Google関連」の後半でご紹介しています。
それでは、SEO最新ニュース、スタートです。
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Google関連
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●Google 検索でのサイト名の表示
10月14日から、Google 検索で、モバイル検索結果にサイト名が表示されるようになりました。
希望のサイト名で表示されるようにするには、ホームページに構造化データを使用する必要があります。
詳しい手順については、こちらの「サイト名に関するドキュメント」をご覧ください。
併せて、以下もお読みください。
※モバイル検索結果にサイト名を表示する機能をGoogleが正式導入、構造化データでサイト名を指定可能
※Googleモバイル検索に表示されるサイト名はルートドメイン単位、サブドメインやサブディレクトリでは設定できず
●Googleマルチサーチが日本語環境にやってきた
Googleマルチサーチとは、「Googleレンズを使って撮影した写真やスクリーンショットにさらにテキストを加えて検索できる機能」のこと。
前回の「SEO最新ニュース」では、「今後数ヶ月で日本語を含む70以上の言語で導入される予定」とご紹介しましたが、すでに日本語環境で使えるようになっています。
例えば、着てみたいと思う衣類の写真を使って画像検索をしたあとに、別の色を指定すると色違いの衣類が表示される、といった方法で検索をします。
やってみてくださいね。
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コンテンツSEO関連
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●やっぱりSEOに"絶対"はなかった! 5つのSEOテストがみせた意外な結果
検索結果に表示するスニペット(説明文)にこだわりたくて、meta descriptionを設定したのに、Googleが勝手に説明文を作ってしまった...
しかも、お世辞にも読みやすいとは言えないテキストでがっかりした...
こんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、以下のようなテストを行っています。
・Googleにmeta descriptionをそのまま使わせる
・関連記事へのリンクを増やす
・キーワードリッチなaltテキストを追加する
「意外な結果」とありますが、どのような結果が出たのでしょうか。
●SEOの施策を推進したら検索広告のパフォーマンスにも良い影響が確認できた話
こちらは、SEOを目的にコンテンツの改善施策を行っていたところ、検索広告経由のコンバージョン率も改善したという記事です。
「SEO対策と広告運用は別物でしょ」と考える方も多いかもしれませんが、ユーザーにとっては、検索して記事にたどり着く際、それが広告であるのか、SEO対策が施されているものなのかは関係ありません。
そのように考えると、SEO施策と検索広告は関連していても不思議ではないですね。
●半年で検索表示回数が30倍に! サントリーグループが実践するサーチコンソールを活用したサイト品質の改善方法
まず目を見張ったのは「半年で30倍!」という実績。
次に驚いたのは、「○○というキーワードで、上位表示させたい。どうしたらいいか?」という考え方自体が間違っている、という記述でした。
「Googleサーチコンソール」の押さえどころがわかる記事です。
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今回のSEOニュースはいかがでしたか?
SEO関連ではないのですが、気になる記事を見つけたので、ご紹介させてください。
「北欧、暮らしの道具店」のメルマガをABテストで改善した話
私、これまでグリーゼで多くの企業の「メールマガジン」を執筆してきました。
ABテストにも関わったことがありますが、こんなに明快な結果が出るのは素晴らしいと思いました。
ホームページやSNSなど多くの媒体があるなか、メルマガはお客様に直接情報を確実に届けることができる数少ない媒体のひとつです。
まだまだ活用の余地がありますよ。
次号もお楽しみに!
*この記事は2022年11月8日現在の情報を元にしています
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください