こんにちは。
グリーゼの 江島民子 です。
2018年は、皆さまにとって、どんな年でしたか?
私は、ヒソカに「もしかしたら、2018年が、本当の意味での、日本のコンテンツマーケティング元年なのでは?」と感じています。
そのくらい、2018年後半になってから、「コンテンツマーケティングをちゃんとやりたい」という企業さまからのお問い合わせが急増しているのです。
しかし・・・打ち合わせにうかがうと、必ずと言っていいほど、この ↓ 悩みを打ち明けられます。
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Q:コンテンツの重要性はわかっているのですが、作る時間がありません・・・
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Webマーケティングの重要性が高まるにつれて、マーケティング担当者の負荷はどんどん重くなってきています。
その中でも、「コンテンツ制作」は、作業としても地味だし、売り上げ拡大やリード獲得に対して即効性があるわけでもないし、Webサイトのように「ないと困る」というものでもないので、どうしても後回しになってしまいがちです。
「やらなければならないことはわかっているけれど、時間がなくて、なかなかコンテンツ作りまで手が回らない」 これが、多くの企業の実態ではないかと思います。
では、どうすれば時間を生み出すことができるのでしょうか?
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◆A: 「ボトルネック」を見つけましょう
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私が、セミナーなどでよくご紹介する「時間の作り方」は、以下の三つです。
1)やめる 仕事の中には、「よく考えたら、これって別にやらなくてもいいんじゃないの?」というものが、意外と含まれています。
その仕事をやめるという決断をするだけで、時間を生み出すことができます。
例)毎週、ナーチャリングメールの開封・クリック分析レポートを作成していた
⇒分析をしても改善する時間が作れないので、しばらくの間、分析レポートは作成しないことにした
2)人に振る・外注する 仕事の中には、「よく考えたら、この仕事って私じゃなくてもできるんじゃないの?」というものが、意外と含まれています。
例)社内の各部署から上がってきた原稿を、全て自分がチェックしていた
⇒チェックリストを作れば、部下でも同じクオリティでチェックできることに気づいた
3)スピードアップする 単純に、仕事に要する時間を圧縮することができれば、時間を生み出すことができます。
例)企画書を作るのに3時間かかっていた
⇒過去の企画書を流用することで、2時間で終わらせられるようになった ただし、ほとんどの方は、「いまでも最速(対 自分比)に近いスピードで仕事をしている」と思いますので、それ以上スピードを上げるといっても大した時間は生み出せないのが現実ではないでしょうか?
ところが、「プロジェクト」で仕事をしている場合、1人1人が無理なスピードアップをしなくても、劇的な効果を上げる方法があります。
TOC(Theory Of Constraints 制約理論)といい、「ボトルネック」(生産性が低いために、プロジェクトの流れを滞らせてしてしまう人や作業)を発見することで、プロジェクト全体としての成果を維持しながら、時間を生み出すことができる・・・という考え方です。
興味がある方は、ぜひお正月休みに「ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か」という本を読んでみてください。
オススメです!
https://www.amazon.co.jp/dp/4478420408/waw-22
▽▽▽ 江島のいちおし ▽▽▽
弊社オウンドメディア「コンテンツマーケティングの成功法則!」の中から、オススメのマーケッターコラムをご紹介します。
通信機器の開発・販売を行っているA社では、課題を解決するためにどんな施策を行ったのでしょうか。
▼【コンテンツマーケティング成功事例】 LPからの問い合わせを倍増させたコンテンツ制作の秘訣とは?
https://gliese.co.jp/success/article/post_7.html
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編集後記
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2018年の私的トピックスと言えば、何といっても上の娘が、ノルウェーの大学院に留学したことです。
9月には、様子を見るために、下の娘と一緒に初めてのノルウェーへ。
忙しくてほとんど下調べをする時間がなかったのですが、Google先生のおかげで、何不自由なく過ごすことができました。
ということで、すっかり海外旅行をナメていたのですが、年末年始を過ごすことになった上海は、GoogleもFacebookもLINEもつながらない!!と知り、行く前から軽くパニックになっております。
そういえば、先日ソフトバンクで回線障害が発生し、iPhoneがネットにつながらなくなったときも、「何時にどこに行って、誰と会えばいいのか」などが一切わからなくなり、さらに「iPhoneがネットにつながらない」ということを誰かに伝えることすらできず、かなりパニックになりました。
ほんの数年前までは、Google先生がいなくても、ガラケーしか持っていなくても、何も困らなかったというのに・・・便利さに慣れるというのは、怖いことですね。
お正月は、久しぶりに、「地球の歩き方」を片手に、上海の街を歩いてみようと思います。
何か珍事件が起こったら、後日ご報告いたしますね!
本年も、グリーゼの公式メールマガジンをお読みいただき、誠にありがとうございました。
2019年第1号は、福田多美子がお届けします。
お楽しみに♪
*この記事は2018年12月27日現在の情報を元にしています。
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